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Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

Studio One Pro7

DAW歴25年のマイ・ヒストリー(シーケンサーを入れれば計37年)は、Cubase(2000年~)→ProTools(2005年~)→Studio One(2020年~)→Ableton Live(2025年~)→Studio One Pro(現在)。フラフラと色んなソフトウエアを節操なく彷徨してますが、結論を言えばどれも同じ…。それは価格設定を見れば一目瞭然、みな同じ価格帯で提供されていることからもお分かりの通り。機能的な優劣はほぼなく、Ableton Liveだけは生楽器収録の機能が弱かったので乗換ましたが、あとは慣れの問題です。素晴らしいのはPCのキーボードにショーカットキーとして操作を自由にアサインできること。ショートカットを自分仕様に調整すればみな同じように使えます。使用頻度が高い操作はワンショットなのが非常に便利。Studio OneはそれまでPrimeなる実質タダソフトを使用しており、録音や演奏分析、カラオケ製作にはこれで十分でしたが、マスタリングやミックスとなるとプラグインソフトが使えないという超強烈な欠点(いや、買わせるための落とし穴ともいう)があるため、このブラックフライデーセールで安くなったところで完全版(Pro)を即購入しました。30%オフとか見ちゃうと、「お値引き品の刺身」しか買えない身としては通常期に買う気は全く失せる。なお、DTM必須のオーディオI/Oですが当方は数千円で購入したプア・エンドのI/Oを愛用。ソフトウエアも付属して数千円と激安!入力は2chではありますが、当時のProToolsの敷居の高さから考えると、なんて良い世の中になったのでしょう…。AMS NeveのI/Oなんか非常に気になりますが、当方のI/Oが20個以上も買える価格なので瞬時に断念。なお、当方のI/Oもなかなかのモノでして、数千円ながらオーバーロード気味にBassを入れると小気味良く歪んでくれ(とはいってもサチュレートするくらい)、気分もアガります(笑。「レコーダーの歪み」といえばTASCAMのPORTASTUDIO 424 MKII。この歪みがイイと評判でこれを再現したコンパクトペダルもあるくらいだから、マイ激安I/Oのコンパクトペダルも発売されないかしら。ワタクシの場合、練習の時もレコーディングの時も赤いピークランプが着きっぱなしですが、これまで録音でもデジタルクリップしたことはあまりなく、なかなかに優秀です。

Robben Ford 「Jump Blues Live 1972」

ⅠーⅣーⅤーⅠというブルース進行というのが、なんだか単純かつワンパターンな印象で正直あまりこれまで触れてこなかったジャンルなのだが、Robben Fordのプレイということで聴いてみると…ああ、イイ…。Robben Fordはこの演奏当時に20歳そこそこ、13歳でギターを始めたらしいので始めて7年目の演奏がコレ?という凄さ。リズムもちょっと怖いくらいに正確。今年で73歳というもの驚き。ブルースはそのイデオムも似たものが多くて似たパターンがとても多い印象なのだが、Robben Fordのブルース・イデオムはブルース的にはちょっとブッ飛んでいる感じ(あくまでブルース素人の個人的感想)で、50年を経た今に聴いてもエラくカッコイイ…。ジャケもイケてる。セミアコを弾いているが、ケーブルは時代を感じさせるカールコード。スタジャン着ていてボーカル対比でエラくラフだが、右足の曲がり方具合が現在のRobben Fordそのもの…弾き方というのは時代を経ても変わらない。当然ながらRobben Fordだけに目(耳?)が行ってしまっているが、ボーカルのJimmy Witherspoonも聴くほどにとても良い。この方面には全く無知バリバリなのだが、ちょっと調べてみるに伝説のブルース歌手とのこと。ジャケの遠影となるとキング牧師のようにしか見えないが、近影はなかなか男前で当時のRobben Fordが貧弱なヤンキー若造にどうしても見えてしまう(失礼う)。アルバムタイトルにあるJump Bluesとは「ビックバンドとジャスから発想を得た速いテンポでスウィングする」(ウィキ)のが特徴らしく、そのためかダルな雰囲気がでないのがテクニカルで良いのかも知れない。フュージョンなんかに転向せず、そもままブルース演った方が本領発揮なのでは、とも。

 

ライブでないと伝わらないもの、それは音圧…。そしてトラブル…。裏返せば、これこそライブの醍醐味!

音圧はオーディオシステムと防音室があれば再現できるが、やはり現場での空気感とは異なります。音圧はこれまでの吉祥地シルバーエレファントで爆音免疫を獲得した(ちなみに六本木PITINNは静か)と思っていたのですが、今回はホーンにヤラレました…。特に最終曲のホーン・ソロ終盤8小節。ワタクシの聴感レベルメーターは完全にレッドゾーンに貼り付いて生命の危機を感ずるほど。沖縄の那覇空港でF15のスクランブルを滑走路上で目撃した時のよう…。ホーンはそれほどモニターに返っていなかったと記憶するので、もしかして生音?ワタクシはホーン隊の横なので、まだ直撃を免れた筈。ベース自身の演奏環境はなぜか音程感がわかりにくく、バンドの音量が上がる局面では難儀でした。

そしてトラブル。ライブでのトラブルは観る方演る方双方の記憶に刻まれるもの。特にアマのライブでは想像し得ない事態が発生します。もっとも想定し得ないトラブルの目撃は高校時代の1つ上級学年のカシオペア・コピーバンド。かなり巧かったのですが、その記憶を上書きしたのはトラブル。なんとギターソロの途中でエンドピンがポロリ…。ストラップは自ずからギターから外れるも、咄嗟にギターを抱えてギターソロを継続!思わず天才を見た会場は異様に盛り上がるも、エンドピンは無常に暗闇の客席へとコロコロ…。その後、横山やすし師匠がごとく客席でエンドピンを探す姿は哀愁充分、観に来ていた女子高生もギャップ萌でKO。さて今回のPInoCoでは?!…まず、パーカション・カッサーノ氏が病欠のため、急遽代打で阿部氏が当日招集!得意曲が含まれていたとはいえ初見曲もあるなか、見事な演奏でありました。メンバーが13人もあればこのような病欠のヒットリスクは確率的に相応にある…皆、高齢化していくので今後は尚更。そして第二のトラブル、それはピアノの電源落ち。しかも「わかる人だけにわかる」絶妙な落ち方(笑。運命の神様もセンス良い部分で落とすもんだと感心。てっきりダンパーペダルの不具合とばかり思ってました。経験値の積み上げで回避策も打てるのでしょうが、これをステージ披露するのもお客さまへの楽しみと考えるとトラブルも悪いものではありません。どうか自分には運命の神様がイタズラしないよう祈るばかりです。

以下、今回のライブ・ダイジェストです。配信閲覧もまだ受付中とのこと、よろしければどうぞ。どのバンドもアマの域を超えています。

 

 

妙見温泉(鹿児島県霧島市)
再再訪(リンク→1回目2回目)。なぜか毎回不思議と足が向いてしまう温泉。今回は従来とは別の温泉に来たが、泉質は鉄泉系で「ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、炭酸水素塩温泉」。さらに若干のラドンを含む。こちらで有名なのは「キズ湯」と言われ、ここだけ別源泉とのこと。薩摩藩の武士が刀傷の湯治に利用し、効用と広めた(1877年)ことが由来の様子だが、1877年といえば西南戦争が起きた年である。昔ながらの湯治宿を併設した旅館もあって、よい雰囲気が残っている。なお、この温泉の説明には「心の傷をお持ちの方は当館の女将にご相談ください」ともあって、なかなか気が利いている。39℃程度のヌル湯であって直接傷を直す効果というより、温浴効果の血行改善という感じなのだろう、20分程度の入浴が推奨されている。pH6.3で湧出温は37.1℃なので季節によっては加温しているようだが、隣には「熱めの湯」が併設されており、交互に入浴してより温浴効果を得るといった具合。湯は黄土色をしており、析出物を含む。味はやや鉄味を感ずる。なお、目前には天降川(あもりがわ)が流れる谷間にある温泉街だが、ここ妙見温泉は鹿児島空港に至近。直線距離で1キロ程度、車だと15分強という距離のためか、朝晩中心に航空機の離発着音が喧しいのがあえて言えば難かもしれない。

霧島温泉(鹿児島県霧島市)
以前に雑誌で見た「天然泥パック温泉」たるこちら、ざっと見る限りでは温泉成分表や源泉名等の記載がまったくなく、HPにただ「弱酸性硫黄泉」とだけ記載のある、なんともビミョーな温泉。霧島神宮の近くにある。内湯と露天の構成だが、ともに天然泥パック用の壺がおいてあり、なかには黒灰色の泥が…。ざっと内湯に入ったあと露天に向かうが、そこで見たのは異様なる光景。全身真っ黒なオトコ達…。ここでは温泉でなく、泥パックがメインイベントのため、当方も早速に泥壺へと直行するが、泥壺付近は塗る際に垂れた泥で非常にスリッピーで危険な状態。泥を掴んで塗るに、感覚は田植えをした時の泥そのもの。匂いを嗅いでみれば硫黄臭が若干残るものの、藁を漉き込んだ泥の匂いそのままだが、それを全身にここぞとばかり塗りたくる。すぐに全身真っ黒となるも、掲示された仕様書には「塗ったら乾かせ。それから洗え。なお、温泉浴槽内で洗うな」とあるが、陽の当たる露天とは言え、乾かすのに時間を要するのでとても寒い…。仕様書を再度みれば「薄く伸ばして塗れ」…と。勢い込んでタップリ塗り込んでしまった…。数分で乾燥すると色は明るい灰色へと変化するのでわかりやすいが、ここからがまた大変。シャワーをかけてゴシゴシ洗っても落ちない!洗車ブラシのようなものが置いてあるので、それを使ってくまなく洗うが洗いきれない。同行の愚息に洗い残しがないかみてもらってやっとのことで落としきるが、愚息より「急所までパックしていたのは何故か?」と素朴なご下問。「急所を敢えてパックしたのではない!行きかがり上、泥が垂れた結果としてそうなっただけだ!」と強弁。しかし、全体的にとてもスベスベになったのは事実ながら、泥の効用なのか洗車ブラシの効用なのか判別不能。顔にはさすがに洗車ブラシはかけないが、結果スベスベしたので泥の効用だろう。最後に温泉で温まって退出。なお、他人が泥パックするのを観察するに、万人が最初のヒト塗りをした途端にニヤァ~という顔をするのはなぜか(どこかで見た光景だ)。

Maxophone

恐るべしイタリアのプログレ。最近のドはまりはこのMaxophone。73年イタリアのミラノで結成、75年にバンド名と同タイトルの「Maxophone」をリリースして終わり、というバンドだが、1作品とは言えども名盤は残る。のちに他にもいくつか作品をリリースしている記述もあるがすべて英語歌詞版だったりで、マイ=バイブルたる「イタリアンロック集成」(マーキー・ムーン社)をみてもMaxophoneのアルバムはこれ1作品のみが掲載されている。変拍子、失禁しそうなテーマ、メロやハーモニー満載でシンフォニック=ロックを地でいく内容なのだが、YouTubeでの76年のライブ映像をみて驚愕。ホーンセクションがテナーサックスとホルン(‼︎)。ブレッカー兄弟のようなテナーとペットという組み合わせはあるがホルン…。それもフレンチ・ホルン…こんなの初めて見た。確かにレコーディングでもあのメロはホルンだが、メロトロンだと思っていた。当時の演奏も味やクセがあって良いのだが、このバンドのメンバー2人を含む新生Maxophoneが2013年4月26日に川崎クラブチッタで来日演奏している。その対バンはムゼオ(Museo Rosenbach)!…。ムゼオも実質(失礼)1枚「Zarathustra」(75年)を残して彗星のように消えたバンド。マクソとムゼオのライブがあったなんて、その時オレは見にもいかずに何をしていたんだ…と嘆息せざるを得ない。が、共にCDがリリースされていてこれもなかなか良い。ともに生フォーンやメロトロンでなく、いずれもサンプリング音源だが40年を経ても一部メンバーはそのままキチンと演奏できるのが何気にスゴい。「Maxophone – Live Recorded At Club Città On April 26 2013」は一曲目たる「Antiche Conclusioni Negre」から、もう卒倒しそうな内容。ライブなのでウワモノがバリバリと牽引していてドラムが遅れ気味だが、75年盤対比でクセがなくて好印象。75年盤はYouTube画像にあるようなレトロなクセがちょっと鼻につく。ライブのイントロはレコーディングだが、これから始まるだけでもう失禁しそう。

「Maxophone – Live Recorded At Club Città On April 26 2013」(Spotify)

 

 

 

弓ヶ浜温泉(熊本県上天草市)
天草…それは未到の地。付近では島原半島、もしくは熊本の宇土半島にある三角(みすみ)までは到達していたが、天草上島・下島は今回、島原の口之津からフェリーを利用して初上陸。そこから橋を通って大矢野島にあるこの温泉へ投宿。なお、天草上島・下島だけでなく大矢野島に至っても「島」という感覚は全くなく、すべて橋梁でスムースに接続。こちらの温泉は洞窟風呂が有名、それも家族総出で1日30cmという掘削をひたすら続けて今日に至るというド根性風呂。温泉の湯は2種類あり、赤湯・白湯と言われるが、赤湯は源泉温度50℃で褐色。泉質は含二酸化炭素ーナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉。気象条件で湯の色は変化するようで析出物が多い。朝イチでは湯面に膜が張るほどで、触ってみればクリームブリュレの上にあるカラメル層のごとし。やや塩味だが塩分は控えめ。配湯管からはボコボコと間欠泉のように湧き出るが、これは炭酸を含むがため。洞窟風呂はこの赤湯なのだが、濁っているため足元の段差は全く見えず、洞窟内に限らず慎重に進む必要がある。内湯の赤湯でご一緒した大学教授?と思しき男性曰く、「ワタシ、ココ初めてなんですが、外の洞窟湯に行きましたか?ワタシは足元がコワくて行けません。ここで転倒したら救急車は間違いなし、そのまま一生涯、車椅子生活ですわ(笑」と話しかけられ、決して大げさではなく、あながちその可能性はあるだけに、思い切り返答に窮して「ははは…」と乾いた笑いを返す。洞窟の赤湯では浴槽底に析出物が溜まっており、足元はジャリジャリしているのだ。こちとらお気に入りだったのは白湯。地下650mより湧出して無色透明・無味。泉質はアル単だが鮮度を感ずる湯、さらに体感38℃程度のぬる湯で素晴らしい。本来は熱い赤湯、ヌルい白湯に交互に入って温冷浴をするのだが、もっぱら白に没入。

エフェクターも一応はおいてある。我が日本製BOSSと米国MXRで過半を占めるが、例えばBOSSのDS-1(ディストーション)が60ポンド(1.2万円)→日本での実売価格は9千円、TU-3(クロマティックチューナー)が65ポンド(1.3万円)→同じく1.1万円とチョイ高な程度にて大変意外。Keeleyの4ノブ・コンプレッサー(Compressor Plus)で120ポンド(2.4万円)→2.1万円と、これも意外にフェアな価格設定。ロンドンでは特に外食が高くて美味しくないが、楽器は意外にフェアバリューかもしれない。次なるNO.TOMという楽器屋はビンテージ&クラシックと表で謳っていることもあり、軽くみてパス。表にはギブソンのSGが数台展示されているが、以下にもベルベット・ダークネス時代のアラン・ホールズワースが弾いていそうな感じだ…。期待が膨らんだのは、その隣にあるWunjo Guitarsという店。ここでの注目は店中央にあるネオン管での看板「←BASS」‼︎。店頭にも「Wunjo Bass」とある。期待に胸を膨らませてネオン管の示すベースコーナーに直行するが、そこは怪しい地下の小部屋。左右の2部屋に分かれていてそれぞれに区別なくベースが置いてあるが、数のわりには目ぼしいものなし…。特にKen Smith、Sadowsky、Foderaといった米国系カスタムな楽器は全くなく、幅を利かせているのはFender、そして我が日系メーカー。期待値が高かっただけにガックリ感は否めないが、ベースの専門コーナーがあったのは評価しよう(上から目線であいスミマセン…)。しかし、楽器屋におけるベースコーナーというのはなぜに地下にあることが多いのだろう。安直にベースだから? そのお隣はRegent Soundsというお店。こちらは店頭の雰囲気からも洗練された感じが伝わってきて、リージェント・ストリートと重なるからだろうか、なかなか良い感じだが、品揃えは同様。その対面にはこれまた1898年創業というDawsonsという店があるも品揃えは略同様、結果としてどこで買っても同じような印象。楽器屋街に期待してきたが、滞在時間は15分ほどで退散。(完)

 

 

来たる11月15日(土曜)のライブに出演いたします。詳細は最下段をご覧ください。みなさまのお越しをお待ちしております。

CCJとはCrossCoverJapanの略ですが、Fusionと言わないのが良い!ワタクシ、その名を冠した某大学の変態サークル所属ですが、名を冠する一方で内部では「軽フュー」(軽いフュージョンの意)という用語もあったのですが、個人的にも「どんな音楽やっているんですか」と聞かれると昔から実は「Fusion」と言えないことを告白します…。

場所は汐留といいますか築地といいますか浜離宮といいますか、いずれにせよ、とても良い場所です。ライブの前にランチでもかましてからお越しいただくのがよろしいですが、築地でも新橋、いずれも面白い。最近はインバウンド需要で発狂的混雑の築地ですが、一部エリアは狂乱的な混雑ながらそこから外れれば外れるほど良い店があります。先日はマグロ尽くしの寿司屋に参上するも、安価で満腹。帰りに銀座まで歩いてもなお満腹感は解消されない状態でした。なお、築地は以前からインバウンドには名が知れており、それだけ対応も十分。10年以上前に出張できた英国在住イラク人が寿司を食べたいというので行ったのですが、寿司職人はネタを全て英語で説明していました。素晴らしい。

現地の名物を食することこそ、旅の醍醐味であり、消化器系が頑丈だと自覚するワタクシもいろいろ敢えてトライしました。最近印象に残ったのはベトナムの「チャーカー」。雷魚の油鍋ですが、釣り少年だったワタクシにとって雷魚は分解すると寄生虫だらけでコワモテの恐ろしい魚。それを食べられるというのでハノイについた足で勇んで向かったのですが、食するに同席の一同は無言…。想像以上に脂っぽい。そして思わずコーラを飲もうとオーダーすると英語が通じない!というのもこの店、座ると自動的にチャーカーが出てくるという専門店なのでした。インバウンド勢も日本食が口にあえばいいですが、ダメだと思わず無言になるのでしょうか。閑話休題。CCJのライブは立地だけでなく会場も良い。良い会場はロー(低域)がよく出るのですが、都内でも屈指の音の良いライブハウスです。6時間ほどの演奏ですが、どのバンドも面白い。会場はお客さま最優先にて我ら出演者は楽屋裏の楽器置き場で拝聴するのですが、いつも思わずニヤけてしまう内容です。

配信もございます。PinoCoのYouTubeには映像は例年載りませんのでライブ会場限りです。お待ちしています。

 

日時:11月15日(土曜) 13:30開場 14:15開演

場所:汐留Blue Mood

ご予約は会場BlueMoodのHPのチケット予約、もしくはPinoCoのFBからお申し込みください。

最初は「Rose Morris」という楽器屋。フロントショーケースにはアコギ、エレキ、ベース、キーボードと展示されており全方位な店だが、「Est 1920」と看板にあり100年以上の歴史がある。1920年といえば日本では大正デモクラシーな時期だが、その頃からあった楽器は日本では大正琴ぐらいしか思いつかない…。入店してみると、いきなりベースをベンベンと試奏する音!かなりチョッパー(いわゆるスラップ)感のある音に期待が高まるが、見てみればリッケンバッカーを指弾きで弾いている…。リッケンバッカーなんてなんとなく英国風で、いかにも、であったが、指弾きであんなにタッチ強く弾いてたら1曲も保たないんじゃ?と合理的な日本人は思ってしまうのだが、そもそもリッケンバッカーは米国のメーカー。ビートルズの使用で英国イメージが付いているかもしれないけど。幸先よい感じに壁一面に陳列されたベースを見遣るが、Tokai、いやAriaProIIが目立って多い。また、日本国内ではほぼ見ないが海外では必ずある韓国のCortも。価格は見るまでもない。ちょっと意外なのは、日本ではほぼ店頭ではお見かけしないレフティー(左利き用)がギター、ベースともに複数台陳列されていること。日本では強制的な右利き同調圧力で矯正されるため、もしくはレフティーは希少で選択肢も少なく、それなら矯正で…という経済的要因なのか、滅多に目にしないが、欧米的個人主義なココではレフィティーの需要も相応にあるのだろう。また、初見だったのは「Shaftesbury」なるメーカー。ヘタな?(失礼)筆記体で書かれているロゴなので読み取りにくいが、シャフツベリは英国の地名。楽器を調べてみるにビンテージでの流通の方が盛んなメーカーだが、まだ現代的な楽器も製造しているように見える。店内にもこのメーカーのロゴの入った看板がかかっており、推している様子だが当方は寡聞にして知らず。一方でヘッド形状は、なんちゃってサドウスキー的でもある。価格は399ポンド(7.98万円)、物価の高い英国にしては意外に安いようにも思うが…。