蘇澳温泉(台湾)
蘇澳(スワオ)と読む。台湾東海岸にある温泉にて、台北から自強号(日本でいう特急)で2時間弱所要する。自強号といえば日本では脱線事故の印象が強く、2018年10月の脱線事故はその原因が急カーブでの速度超過という福知山線脱線事故(05年)を想起させる内容。死者18名、負傷者215名という大事故だが、その脱線事故があったのがまさに蘇澳(正確には本線の蘇澳新駅を出たカーブ)。温泉もだが、自強号にも興味があり、往路は普悠瑪号(ぷゆま号)という日本車両製造の列車。運賃も2時間弱特急に乗って2千円弱と安い。ここでは冷泉が有名で、夏などは天然プールにもなっている様子にて夏場は混雑するのだろうが、冬場はさすがに閑散。ホテルの温泉も源泉で温泉用と源泉(冷泉)用の2つの浴槽があるのだが、冷泉用にはとても冷たくて入れない。源泉は透明だが、加熱すると赤褐色になるものでやや鹹味のある炭酸泉。台湾では温泉成分表がないので詳細は不明だが、温泉感は十分。ここに限らず、台湾の温泉は詳細な泉質よりももっと大雑把にこれこそ温泉!という「温泉感」が求められるのかエッジの効いた温泉が多い印象。一人1万円もしない宿泊料でプライベート温泉。湯はいつでも差し替え可能という素晴らしい環境で外を見やりながら入浴するも、炭酸泉のせいか加熱して炭酸が抜けているとはいえ、浴後はかなりのポカポカ感が残り、そう何度も入浴できず。タクシーで15分ほどの漁港では海鮮が激安で食べられ、また台北とは違った素朴な街並みもあり大変好印象。
※冷泉の露天公衆浴場。足元湧出なのか浴槽底は玉ジャリで温泉の透明度も高い。

