
奥志摩温泉(三重県鳥羽市)
とある用事ついでに鳥羽にあるこちらの温泉を訪問。この奥志摩温泉にはなぜ「奥」とついてるのかは全く不明だが、ロケーション的には伊勢神宮に近く、また愛知県の渥美半島の伊良湖とを結ぶ伊勢湾フェリー乗り場に至近、ちかくには鳥羽駅や鳥羽水族館、さらにミキモト真珠島という非常に「表」感の強い場所にあるのだが、敢えて志摩を主語として奥とはせず、鳥羽温泉とすれば良いと思うのだが称号重複との関係か。ナトリウム塩化物泉にて温泉分析表では塩分味があるというが実際には全く感じず、温泉感がない一方で期待していたのは「パール風呂」。天然の温泉付きにはこれまた邪道の極致かも知れないが、個人的にはこのような”いかにも!”といった俗な温泉も決して嫌いではなく、ナトリウム塩化物泉の温泉もそこそこに勇んでパール風呂に突入。ミキモトコスメティクス製のパール風呂は「真珠由来成分の…」と能書きがあるもののおそらくは商品化できない真珠を擂り潰して風呂へ…というものなのだろうが、気分はなぜか完全に菊池寛「真珠夫人」。一見は硫黄泉で白濁した湯に見えるが、目を凝らせばキラキラとした微細粒子が湯に漂っており、まさに真珠!そのためか湯を思い切り撹拌してみれば底に溜まった粒子が一気に舞い上がり、それを慌てて肌に刷り込む。まさに玉肌な具合だが、コスメにありがちな匂い等は一切ないことに加え、半露天であることからなぜかシュールにカマキリが浮いており、それも玉肌になったのがなんだか白っぽい…。ちなみに浴後に肌を見てみればキラキラ!ブラックライトでは一層映える?かもしれない。