
老松温泉(栃木県那須郡那須町)
那須湯本温泉付近にある温泉。那須湯本温泉の温泉街に入る手前にある橋を右折して進むが、その奥に駐車場があり、車を捨てて進むも、奥に木造と思しきかなり廃墟感のある温泉宿がその老松温泉。喜楽旅館という一軒宿だが、その先には共同温泉”鹿の湯”がある筈であり、その賑やかさとはまるで対照的な温泉ながら、受付に聞けばその対面の建物が温泉棟の模様で棟の右側が完全に崩落しているが、内部は無事であり、浴室に進む。この建物は休憩客なのかそれとも湯治客なのか、数部屋に人の気配あるが、浴室に行くだに大量の人。狭めな浴室に当方ら含めて7人が入浴するというかなりな人気ぶりに衝撃を受けるも、入浴すると温い!前述の”鹿の湯”には48度の浴槽もあるくらいで、この付近は湯も熱いが、こちらは泉質が違っているようで硫黄泉ながらも酸性ではなくアルカリ。さらには明礬泉が混ざっている模様で、湯温が足らないことから、ボイラーで温めた温泉をセルフで継ぎ足せる状態のようだが、長湯派が多いのか、皆温めのままでゆったりと入浴。会話を聞くだに、付近の白河や黒磯等からのある意味”近郊の地元客”が圧倒的で東京からの訪問、しかも直前までU温泉旅館に宿泊していた、というと「通だね~」と感心されてしまうほど、この付近のマニアにはU温泉旅館とここ老松温泉は、那須湯本温泉の廃墟系温泉の双璧である模様。前者が酸性、こちらがアルカリということで、前者に入りまくって目が酸性でヤラレた後だけに、こちらで顔を洗えば中和されて目も完全復活。