
三郎兵衛そば(蕎麦/山形)
さくらんぼの季節に訪問。早朝に東京を出て、350キロ程度を爆走してからランチという具合だが、ここ次年子(じねんご)線は有名なる蕎麦街道。それにさくらんぼの観光農園も混じるという展開ながら、このそば屋で同席した中年男性2人組地元山形バイカー氏曰く、「ここでマズかったらすぐ潰れちゃう」そうな。今回は雑誌で見た同店を訪問。昼時なのに比較的空いており、サッカーワールドカップのPBを見ながらなぜか蕎麦待ち。店内は民家大広間をぶち抜いた典型的なパターンながら、なぜか賞状が多数掲示されている上にさらには当家のご先祖様と思しき数々の遺影も...(苦笑。なかなかに食欲が増進する環境でもある。メニューは3品のみで、大板そば、板そば、岩魚塩焼。入り口に囲炉裏があって「夏なのになぜか囲炉裏が熱い...」と思って通過したが、ここで岩魚を焼いているという次第。サイズが不明であったことや、あわよくばハシゴ蕎麦も、ということでノーマルな板そばを注文。人の良さそうな典型的田舎のtheお婆ちゃんが注文を取るが、意外にも隣客の質問に「板そばは一人前で300グラム、大は450グラム」とかなり具体的かつシャープ(?)な回答。山形蕎麦に有り勝ちな、自動的に添えられる漬け物関連を食しながら待つも、供されたのはかなりワイルドな田舎蕎麦。分厚い生地をそのまま折ってザックリ切りました的な麺はかなりのバリ堅。咀嚼するのも後半では疲弊してくるほどだが、蕎麦の風味充分で”大”をオーダーしなくて良かったと実感。汁に特段の特徴は感じなかったが、同席地元バイカーは「各店で汁の味が違う」とのことながら、過去訪問の店対比ではそれほどの違いを感じず、それ以上に蕎麦の打ち方、切り方に特徴があると認む。付近の食べ放題な蕎麦屋は1.5時間待ちというが、こちらでも充分に美味なのに、と思っていると予約済みだったと思しき大量の団体客でもう店内は満員御礼状態。