
【駒の湯温泉(新潟)】
新潟と福島の県境、奥只見にある温泉。奥只見を経由してそのまま福島に抜ける道は雪など全くない5月中旬でもまだ通行止めであり、その通行止め個所から山側に入ったところに同温泉はあるが、かなりの秘境感。GWから11月までの営業のようで、冬には完全に雪に閉ざされる環境ながら、途中に雪崩(なだれ)が頻繁に起こる個所があるとのことで、電気が引けず、地中埋設ともなると数億円所要するとのことで今だにランプ+自家発電ながら、そのような雰囲気に加えて、素晴らしすぎる温泉が湧出。温度は33度とやや低いものの、湧出量毎分2000L(2t)というのは凄まじく、風呂桶全体が1分程度で完全循環(入れ替わり)する量か。ドバドバ出る温泉には"入る"というより、"あたっている"という印象。温度が33度では体温より低いことから、当初は冷たいのではないか、という心配も完全に杞憂であり、大量に湧き出る湯は外気で冷めることがなく流れつづけるために、予想以上に温かい。隣に加熱湯もあるが、源泉のみで充分と思われる(外気等の季節にもよる)が、ここの湯は大量の気体を含んでいるようで、長時間入っていると体中にキメ細かい泡がビッシリと付く(”字が書ける”とも聞く)ことに加え、どうやらこれが毛穴から浸透しているようで、腕なり足なりを掴むと毛穴の中で気泡がプチプチと弾ける奇異な感覚があり、その凄さを実感。無色透明で、これといった湯の華成分はないように見えるが、やや硫黄臭があり、口に含んでもやや硫黄の味が。最大では13時間も連続して入浴していた人もいるというが、1時間程度はザラであって、推奨では加温風呂に1時間、源泉に1時間という具合だが、圧倒的に源泉の方が素晴らしく、当方はこちらに入り浸り。是非自宅に設置したい温泉。宿(駒の湯山荘)も接客から価格、全て素晴らしく、文句の付けようがない。これまでの中でも最高ランクに位置。