
このようなコンパクトエフェクターにおいて圧倒的に重要なのが、「顔」です。つまり、その外観も個性のうちの一つであるのですが、その意味では日本製も負けていません。日本製マニアック=ストンプにおけるイチオシはShin's Musicのペダルです。その特徴は何と言っても「気取りの無さ」。昔ながらの打ち出しタイプが張られた、塗装のされていない素のボックスという、実用本位なデザインは、上手そう君の必須アイテムです。痺れます。勿論プロご用逹で、価格も結構なものではありますが、True-Bypass等の基本性能は当然のことで、内部配線等のアップグレードされています。モディファイドのペダルもやっています(その中心はイバニーズのTS-9)が、その本領はオリジナルのペダルにあるでしょう。そのペダルは基本的に歪み系ながら(これはおそらく構造が比較的単純である一方、ゲルマニューム素子等の部品によってサウンドが大きく変化することから、個性のあるサウンドを作ることができるためと思われます)、モジュレーション系やスイッチボックス等、品揃えは日本の中ではベストと思われます。ここが素晴らしいのはオリジナルのボリュームペダルを製作しているところ。これまでにいろいろなオリジナルエフェクターを見てきましたが、ボリュームペダルまで製作しているのは寡聞にして知りません。そのお値段も結構なもので、現在使用しているBOSSのボリュームペダルが3台近く買えてしまうものなのですが、ギターから直にペダルに入るセットをしている人にはそれだけ支払う価値があるのではないでしょうか?こういうメーカーが日本から他にも出てくることを望んで止みません。