第十七章 “環境”

王宮に来てから、まだ食事をしていない。来た翌日は外食だったし。
私はメイドさんにご飯をたのんだ。
『おなかすいた☆ご飯お願い♪』
メイドさんはしばらくきょとんとしてから笑顔で答えた。
『かしこまりました!』

五分位たつと、良い香りといっしょにご飯も来た。
『おまたせしました。』
テーブルは、たちまちお皿でいっぱいになった。
『いただきます。』
お肉はすごくジューシーで、
調味料は凄く濃厚だった。
『おいしい!』
『ありがとうございます。』
その後三十分くらい経った時、お腹に激しい痛みが来た。
『いっ!』
声も出ないくらいの痛み。
私は床に倒れこんだ。
苦しい!
痛い!
『姫様!』
多分メイドさん達はこう思うだろう。
『またか』と。
私はそんなことを考えながら痛みを堪えた。

私はすぐにはこばれた。
この激しい痛みは何なんだろう?
医者は言った
『胃痙攣です。』
胃痙攣って、環境が変わった事で胃がびっくりする事?
やっぱり私は田舎向けなんだ。

こんな時、誰を頼ればいいの?
ママもパパもいない。
誰も頼れる人いないから、無性に不安。
私はこの環境でやっていける気がしない。
けど、もう少し頑張る。