第二章 “入学”

扉は私が魔界に入ったとたん閉じた。

ただ真っ直ぐ歩いていた。
すると、どこかからか馬車が来た。
『姫様、お乗り下さい。王宮へ案内します。』
私は言われるがままに馬車に乗った。
『私、魔界の姫じゃないよ。』
そう言うと、
『姫華様、あなたは魔界学院の姫ですよ。魔界の姫ではごさいません。』
私には理解が出来た。
あの“princess”の文字の意味が
ママは魔界学院の王女なんだ。
私はもうそれ以上聞かなかった。

気が付くと立派なお城に着いた。
『本当にここ学校?』
『もちろん。魔界学院本部王宮に到着致しました。』
そう言うと彼女は魔法を使って王宮に入っていった。

『姫華様、披露宴が始まります。急いで着替えて。』
私は言われるがままに着替えた。

とても可愛いアリスの様なドレスだった。
私には勿体無い気がした。

私は魔法でドアを開けた。そして注目の中、披露宴会場を歩いた。

それと同時にナレーションが入った。
『本日、この学院に転校してきた姫華様です。』
『彼女はあの、美佳様を母に持つこの学院の姫です。』

私は自己紹介で
『魔界の事はよく知らないけど、現実には長く滞在してました。』

と言った。