ドア・ノック
第一章 “魔の扉”
私の家は、魔の国と現実との臨界にある。
しかし、家が魔の国と現実の真ん中にあるため、私は中央から現実寄りの家の中しか見た事がない。
そして、私は昔からママに、
『十六の誕生日まで開けちゃだめよ。』
と言われ、育てられてきた。
あと少しで十六歳になる。
十四から魔界の事を覚える。
二年にわたって、魔法や魔界の基礎知識を学ぶ。
今日おそわったのは、魔界での問題だ。
魔界では今、犯罪が増えているらしい。
それは、魔界と現実の臨界にある扉が増え、現実の者が入りやすくなっているから。
昔は、人間では入れない様な所にあったらしいが、魔界の臨界面積が広くなったので、安易な所に魔界の入り口がふえたらしい。
私が後学ぶのは、魔界での掟だけ。
明後日、ドアを開ける。
魔法は母もびっくりするくらい早く覚えた。
―そして私は誕生日を迎えた―
『おめでとう!姫華。』
パパが祝福してくれた。
ママは、魔法の書と小さな箱を持ってきた。
小さな箱には“princess”と英語で書かれてあり、中には水色の石がはめ込んである指輪があった。
『魔法の書はわかるわね?』
『うん。魔界のガイドブックでしょ?』
『ええ。このアクアマリンの指輪は、あなたが生まれた時に握りしめてたの。』
『つまり、魔力を秘めているって事!?』
『そうよ。』
ママは私にその指輪をはめた。
そして、
『今度はこれね。』
そう言ってさっきより大きい箱をだ出した。また、“princess”と書いてある。
『この中はティアラよ。』
たしかに、その中には綺麗なティアラが入っていた。
『ママ、この意味はなんなの?』
そう聞くと、
『行けばわかるわ。』と答えて、
他の荷物の入ったバックを持ってきた。
『電話の魔法は覚えてるわね?落ち着いたら電話しなさいよ。』
そう言ってバックをくれた。
私は扉に手をかけた。
いつもは鍵で固く閉まっている扉は、今日は簡単に開けられた。
第一章 “魔の扉”
私の家は、魔の国と現実との臨界にある。
しかし、家が魔の国と現実の真ん中にあるため、私は中央から現実寄りの家の中しか見た事がない。
そして、私は昔からママに、
『十六の誕生日まで開けちゃだめよ。』
と言われ、育てられてきた。
あと少しで十六歳になる。
十四から魔界の事を覚える。
二年にわたって、魔法や魔界の基礎知識を学ぶ。
今日おそわったのは、魔界での問題だ。
魔界では今、犯罪が増えているらしい。
それは、魔界と現実の臨界にある扉が増え、現実の者が入りやすくなっているから。
昔は、人間では入れない様な所にあったらしいが、魔界の臨界面積が広くなったので、安易な所に魔界の入り口がふえたらしい。
私が後学ぶのは、魔界での掟だけ。
明後日、ドアを開ける。
魔法は母もびっくりするくらい早く覚えた。
―そして私は誕生日を迎えた―
『おめでとう!姫華。』
パパが祝福してくれた。
ママは、魔法の書と小さな箱を持ってきた。
小さな箱には“princess”と英語で書かれてあり、中には水色の石がはめ込んである指輪があった。
『魔法の書はわかるわね?』
『うん。魔界のガイドブックでしょ?』
『ええ。このアクアマリンの指輪は、あなたが生まれた時に握りしめてたの。』
『つまり、魔力を秘めているって事!?』
『そうよ。』
ママは私にその指輪をはめた。
そして、
『今度はこれね。』
そう言ってさっきより大きい箱をだ出した。また、“princess”と書いてある。
『この中はティアラよ。』
たしかに、その中には綺麗なティアラが入っていた。
『ママ、この意味はなんなの?』
そう聞くと、
『行けばわかるわ。』と答えて、
他の荷物の入ったバックを持ってきた。
『電話の魔法は覚えてるわね?落ち着いたら電話しなさいよ。』
そう言ってバックをくれた。
私は扉に手をかけた。
いつもは鍵で固く閉まっている扉は、今日は簡単に開けられた。
