群馬ヴィオールコンソート第43回例会(練習会)の報告をいたします。
日時 2月14日(土)
午後1時から5時まで
場所 群馬音楽センターシンフォニーホール第1小ホール
参加者は3名(高橋、針谷、白石)
久しぶりに3人が揃ったので、3声の曲を練習しました。
練習曲
①The Old Spagnoletta /Giles Farnaby(1560-ca.1600)(ジャイルズ・ファーナビ―)
1560年 コーンウォール地方トゥルーロ - 1640年11月 ロンドン)は、16世紀末から17世紀前半に活動したイングランドの作曲家。ヴァージナル職人だった従兄弟ニコラスの手引きで音楽に開眼する。1592年にオックスフォード大学で音楽学士号を取得。
ファーナビーの作品はヴァージナルのためのものが有名であり『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』(Fitzwilliam Virginal Book )にウイリアム・バード、トマス・トムキンズ、オーランド・ギボンズの作品と共に、①The Old Spagnoletta』(今回3声に編曲した楽譜を使用。)などの作品のほかファーナビ編曲によるダウランドの『涙のパヴァーヌ』も含まれる。
音源 La Spagnoletta - Michael Praetorius - Terpsichore, 1612
②The Honie-suckle from Pavans,Galliards,Almains and other Short Aeirs(1599)/Anthony Holborne(アントニー・ホルボーン)
ホルボーン( 1545年頃 – 1602年11月29日)は、イングランド後期ルネサンス音楽の作曲家。エリザベス1世の宮廷に身を置き宮廷音楽家として活動、声楽曲や器楽曲、音楽理論書などを手掛け、同時代の音楽家からは高い評価を得ていたようです。
ホルボーンは1599年に「ヴァイオル、ヴァイオリン属もしくは管楽器のためのパヴァン、ガリアード、アルメーンならびにエア集」というコンソート曲集を出版しました。この曲集には65曲の、舞曲を中心とした作品が収められています。最も古いコンソート音楽の作品集の一つです。
③Sonata a due viola da gamba Ⅵ/August Khunel(1645-1700)(アウグスト・クーネル)
アウグスト・キューネル(1645年8月3日 - 1700年頃)は、ドイツの作曲家であり、優れたヴィオラ・ダ・ガンバ演奏家でした。
キューネルはメクレンブルク出身の室内楽奏者サミュエル・キューネルの息子でした。ギュストローとフランスで教育を受けた後、1661年(16歳)にすでにザクセン=ツァイツ公爵モーリスの宮廷楽団のヴィオルディガンブ奏者に任命され、1681年までその職を務めた。公爵が1682年に死去すると、キューネルはイギリスに留学し、1686年、ザクセン=コーブルク伯爵夫人エリーザベト・ドロテアからダルムシュタット宮廷の器楽指揮者に任命されました。 1688年までその職に就き。ヴァイマルとドレスデンでの仕事を経て、1695年にヘッセン=カッセル方伯カール1世の宮廷で最後の仕事を見つけました。
キューネルの主な楽器はヴィオラ・ダ・ガンバであり、彼はこの楽器のために数多くの作品を作曲した。1698年、ヴィオラ・ダ・ガンバのための最初のトリオ・ソナタ集『14 Sonate ò partite ad una o due viole da gamba, con il basso continuo』(通奏低音付き、ヴィオラ・ダ・ガンバのためのトリオ・ソナタ集)がカッセルで出版されました。この作品集には、2つのガンバのためのソナタが6曲、1つのガンバのためのソナタが8曲含まれています。今回練習した曲は、二つのガンバのためのソナタ6曲のうちの6番目「エコー」の第1楽章アレグロ。これらのソナタ集は、小品であるにもかかわらずとても親しみ易く、弾いていて楽しい。
音源 August Kühnel - part one from a sonata for two viols and B.C.
④Non nobis Domine canon for a 3 三声のためのカノン「私たちのためではなく、主よ」/William Byrd(ウイリアム・バード)
(1543?-1623.7.4)
ウイリアム・バードは、ルネサンス期のイギリス作曲家です。ルネサンス期 の偉大な作曲家の一人とされ、母国イギリスのみならずヨーロッパ大陸の作曲家にも多大な影響を与えました。ジョン・ダンスタブルやヘンリーパーセルと並んで、イギリス古楽の作曲家の中でも最も重要な人物の一人とされることも多く。「ブリタニア音楽の父」 (Brittanicae Musicas Parens) として現在イギリスにおいて敬愛されています。
私たちのヴィオールコンソートのレパートリーとしてバードのFntasia.No.1&No3、Kyrie (Mass for three voices) が挙げられます。しかしながらこれらの曲はどれも難しすぎです。
音源 Non Nobis, Domine (William Byrd)
The Canadian Brass, 'Non Nobis, Domine' ('Not Unto Us, Lord' - William Byrd)
今回取り上げた Non nobis Domine canon for a 3 三声のためのカノン「私たちのためではなく、主よ」
ラテン語→日本語訳: 「ノン・ノビス・ ドミネ」は日本語では「私たちのためではなく、主よ」と訳されます。
- 語根の分析:
- 「ノン(Non)」: 「〜ではない」という否定の接頭辞です。
- 「ノビス(Nobis)」: 「私たちに」という意味の代名詞「ノス(Nos)」の与格形です。
- 「ドミネ(Domine)」: 「主」を意味する言葉で、神を指す尊称です。
- 文法的、構造的、意味的なニュアンス: 全体として、神の栄光や恩恵が私たちの功績によるものではなく、あくまでも神自身に栄光を返すものであるという謙遜の精神を反映しています。(Goong.com - 新世代の辞書より)


⑤I am so weary of this ling'ring grief
「いつまでも消えないこの哀しみに心底疲れ果てている。 /Thomas Ford(c.1580-1648)(トーマス・フォード)
音源 I am so weary of this ling'ring grief – Thomas Ford by Thomas Ford
⑥Follow me,sweet love 「愛しい人よ、私に従って」/Michael East( マイケル・イースト)
マイケル・イースト(1580年頃生まれ - 1648年没、イングランド・スタッフォードシャー州リッチフィールド)は、特にマドリガールで知られるイングランドの作曲家です。(かつて彼は音楽印刷業者トーマス・イーストの息子と考えられていましたが、後の研究ではせいぜい遠縁に過ぎなかったとされています。)
(Wikipediaより)
イーストは、彼の時代では最も多くの曲集を出版した人の一人で、7つの曲集を出版した。
音源 Follow Me, Sweet Love (Madrigal a 3)







