群馬ヴィオールコンソート第24回例会の報告をいたします。

日時 5月18日(土)9時~14時

場所 群馬音楽センターシンフォニーホール第2小ホール

参加者は、針谷、高橋(浩)、高橋(弘)、白石

 最初に練習した曲は、トマス・ルポの三声のファンタジア (VdGS No.26)三つのバスヴィオールが織りなす対位法を駆使した曲は、霧が立ち込めるように始まる。微かな響きにメランコリックな情緒を感じる。

高橋(弘)さん二回目の参加。教則本を持参して来るなど、ガンバに大いに興味を抱いている様子。針谷さんのさりげない勧誘活動が功を奏して、彼に皆の思いが伝わったか!

クリスマスは、まだまだ先のことですが、Silent Night (聖夜)を高橋(弘)さん(簡易なパート)を交えて演奏する。次に、ティールマン・スザートのダンスリー舞曲集から「La Mourisque」(ラ・モリスク/ムーア人の女)、クローダン・ド・セルミジ「 Tant que vivray」(花咲く日々に生きる限り)、ジョン・ダウランドの 「Now o now I needs must part」(今私にはわかれることが必要だ)、トワノ・アルボーのオルケソグラフィから「Les Bouffons/Renaissance dance」(剣のダンス)など舞曲やマドリガル、シャンソンを演奏する。

休憩の後にウイリアム・バードの三声のミサ曲からキリエ、そして、高橋さんと針谷さんによる、ボワモルティエの「ソナタ作品10-1」、ヨハネス・シェンク「2つのバス・ヴィオールのための2つのソナタ」(高橋代表が、イギリスから楽譜を購入したそうです。)を演奏し、第24回目の例会は、少し早めに切り上げて午後2時に終了した。