アジ釣りで手も服も魚臭い時は蕎麦やうどんではなくこってりの豚骨ラーメンが食べたい。


門司駅近くの大竜軒へ。


先日の訪問時は🅿️は満車で更に駐車待ちの車が2台も居たので断念した人気店だ。


今日は時間が早いせいか比較的空いている。蹴上がりのテーブル席2つは埋まっており、10席程のL字のカウンターに座りラーメンセット800円をオーダーする。


店内を見渡せばコロナ対策の為か漫画の書棚が撤去されており、カウンターも一席毎にアクリル板で仕切られている。こういった配慮は他の衛生面や味にも影響すると思う。女性スタッフばかりなので細かい気遣いがあるのだろう、調味料や漬物の入れ物も綺麗だ。


そんな事を考えていたらカウンター越しにラーメンが出てくる。

町のラーメン屋さんで「お客様、お待ちどうさま」と声を掛けられるとちょっとこそばゆい。


麺好き故麺から。ストレートの中細麺を先ずは啜らずに噛み締める。豚骨ラーメンには加水控えめで粉っぽさすら感じるほうが好みだ。大竜軒の麺は程よく弾力がありながらも麦の粉っぽさも感じる。しかもスープのトロミのせいか喉越しも良い。スープと麺のバランスは最高だ。


スープは良い意味で微かに豚骨臭があり、口に入れると先ずはまったりとしたトロミを感じる。すかさずトロミに負けない豚骨の旨味と甘味が口に広がる。

旨い。微かながらの豚骨臭が有ればこそのトロミとの調和だ。


しっかりと味付けされた柔らかいチャーシューとシャキシャキモヤシが食感のアクセント、更に刻み海苔とネギが風味のアクセントとなり、なんとも情報量の多いラーメンだ。


旨いラーメンを食べながらふとカウンター上に目をやると、

「ラード、化学調味料不使用」なる主旨の看板を発見した。何年も通っていたがこれには気付かなかった。


化調無しの豚骨だけでこの甘味が出るのか?

半信半疑ながらもそれを踏まえてスープを啜る。

確かに化調ならではの後を引き摺る甘味では無い様な気がするが、残念ながらそれを判別する程の舌は持っていない。

まあ、旨けりゃそれでいい。



セットの餃子が運ばれる。

またまた「お客様〜」がこそばゆい。


ラーメンを絶賛したがダブルメインはこの餃子だ。

ラーメンと餃子をオーダーするのならば、ラーメンを完食してから餃子を食べる事をオススメする。とても味が濃いので、餃子を食べるとラーメンの微妙なバランスを感じられなくなる。セットをオーダーしてラーメン完食後に餃子とライスが通(笑)。熱々なのでラーメンを食べてからでも冷める事は無い。


冷凍餃子の2倍くらい大きい。

厚めの皮の片面はしっかりと焦げ目が付きパリパリなのだが、その他は水餃子のようにしっとりとしていて食感が面白い。


噛めば肉汁が溢れる、この肉汁がモチモチで肉厚の皮との相性が良い。

ピリ辛で酸味の効いたタレとニンニクの効いた鋭角的な餡でかなり攻めつつも、野菜の歯応えとモチモチの皮の食感でそれを調和している。旨い。

これまた情報量の多い餃子だ。



追加で生餃子のお持ち帰りをオーダーする。一人前5個入りで300円はリーズナブルだ。

クーラーボックスに入れ持ち帰る。釣ったアジよりも餃子の方が喜ばれたが、それだけ旨いのは確かだ。