〝ありがとう〟のちから。 | 散歩の風景、心の風景

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少し前から感じていた、右腕上腕部

の痛みが、本格的になってきた。

ちょっと腕を持ちあげるのも憂鬱に

なるくらいの痛み。

 


右腕を庇うようにして横になって

いるといろんなことが浮かんでくる。

 

「明日は歓迎会があるから仕事の後

 病院に行けないな」とか

「パソコン作業するときの姿勢が

 よくないのかな?」とか

「エアコンで肩を冷やした?」とか

 あれかな、これかな・・・・・・と。


 

心配や後悔が出尽くした後ようやく

〝何とかしたい、何とかするには〟

という気持ちになり


〝じゃ今出来ることって?〟

と思った瞬間浮かんだのが、「腕を

さする」と「ありがとう」の言葉。

 


以前テレビで、認知症の方へのケア

の一つとして「腕を優しくさする」

というのを紹介していて、優しく

さすったりなでたりには、すごく

良い効果があるといっていた。

 

「ありがとうを言うと良いことが

起きる」的な内容の本を、本屋さん

で立ち読みしたことも思い出す。



早速、 ありがとうと言いながら

右腕をさすり続けてみたら・・・

どれくらい時間が過ぎただろう。

不思議なことに痛みが激減している!

 

次の日も、心の中でありがとうと呟き

ながら右腕をさすった。少し痛みが残

るくらいまでに良くなってきた事を実感。

 

そして、その次の日の朝。

すっかり、痛みが無くなっていた!

泣きたいくらい痛かったのに。

 

さすることで血行がよくなったのか。

何か良い刺激が脳内に伝達されたのか。

そろそろ治りそう、なだけだったのか。

 何が良かったのか、何なのか、本当の

ところはわからないけれど。

 

 

〝ありがとう〟と〝腕さすり〟で

痛みが治まっただなんて、誰にも

信じてもらえないかも。


でもそう思わずにはいられない。

 というか、そう信じたい私なのだったキラキラ