精油を水分に綺麗に溶かす乳化剤
ソルブについて
ソルブは精油を水分に溶かすための乳化剤です
精油を最大20%まで希釈できます。
生産国:スイス
精油は油分なので水分には溶けません。
なので精油をそのままお風呂に入れたり、
芳香蒸留水に入れたりすると精油の油分が
水分に浮くことになります。
ソルブは精油を水分に綺麗に溶かすための乳化剤です。
※2024年6月以前は「食品添加物」としての表示が
ございましたが、この度日本の法律に従い
「食品添加物」の記載が表示されなくました
ですが内容に変わりはございません
写真は左ソルブ100ml:
右ソルブ10ml
(精油の瓶と同じ大きさです)
●成分
ソルブはアルコールフリーであり、
アプリコットカーネル由来の乳化剤です。
(香りはほぼ無臭)
アプリコットカーネルオイルは恋香房でも人気ですから
アプリコットカーネル由来というだけで、
なんだか親近感がわきます。
以前ディスペールという乳化剤がありましたが、
ソルブの方が滑らかに精油と水分が溶けあう感じがします
アロマテラピー講座の生徒さんの間でもとても評判がいいです
●こんな時に使います
・化粧水作り
芳香蒸留水に精油を入れて使いたい時にソルブを使います
綺麗に溶け、香り立ちもよくなります
・お風呂に
お風呂に精油を入れてアロマバスを楽しみたい時に
ソルブを使うと精油の油分が浮いてツブツブにならずに
綺麗に溶けますので、お肌が弱い方にはおすすめです。
【ソルブの目的】
フランスの薬剤師や
マッサージセラピストの要望によって、
フランスで開発され、油成分なので水に溶けない
「精油を、水に溶かすための目的」で作られました
(*キャリアオイルを水分に乳化させるものとは違います)
【ソルブを使用する利点】
精油を乳化する事により、
精油が肌や粘膜に直接触れず、危険性を極力減らせます。
身体との親和性はとても優れています。
さらに精油の劣化を防ぎ、効き目を長持ちさせるという特徴を持ちます。
よく質問を受ける「化粧水作り」には、ソルブが必須アイテムです。
【使用の目安】
最大20%まで希釈して使用できます。
1滴の精油に対して9滴のソルブが一番綺麗に
溶ける割合です
【使い方】
小皿に精油を滴下し、そこに綺麗に溶ける割合のソルブを入れます
(精油1滴に9滴のソルブ)そこに化粧水なら芳香蒸留水を少々混ぜると
乳化します
(用途によって水分はその時の基材で乳化させて下さい)
※下記の第6回の動画の中で使い方をお話していますので
参考にしてください
★保存期間★
3年間保存可能。
使用期限は表示ラベルに記載。
*但し、冷暗所で保存が条件
恋香房のyoutubeチャンネルアロマキッチンでも
ソルブの使い方をお話しています
「第6回お風呂でアロマを楽しもう」
15:00 の所~開始位置です
恋香房からの定番情報はこちら