あの人は人脈のある人ですね。
よく耳にする会話です。
人脈の数は、その人がどれだけ人と出会ったかで決まります。
セレブの人達は、人と出会う機会が多いので、当然人脈が多いものです。
また、人脈を多く持つことは、セレブに近付くためには欠かせないことだと思います。
まさに、卵が先か、鶏が先か・・・。
私的には、人脈作りを先にすることをお勧めします。
それなら、闇雲に出会いを求めたら良いのでしょうか?
答えはNOです。
自分がセレブになるために、本当に必用だと思える人と出会わなくては、意味がありません。
つまり、集まる場所を選ぶ必要があります。
自分が望むような人達が集まりそうな場所に、出来る限り足を運ぶことをお勧めします。
そこで必用な物は、名刺です。
私は、色々な方とお目に掛かる機会が多いのですが、名刺を持っていないという方が実に多いのです。
これでは、せっかくの出会いもその場限りの人に終わってしまいます。
それでは、名刺交換をしたら、全ての人と今後も交流出来るのでしょうか?
その答えもNOです。
私は、昨年一年間で約1000人の人と名刺交換をしました。
しかし、交流がある人は、名刺交換した数の数%にすぎません。
つまり、その場限りで終わってしまう人が殆どなのですね。
ところが、実際に交流している人もいますよね。
それには、縁もありますが、技もあるのです。
私も実は、初めは、ただ、名刺交換をすれば良いと思っていました。
だから、交換した名刺をコレクションのようにフォルダーに入れてお仕舞いにしていました。
ところが、交換しただけでは、継ぎに繋がらないと言うことを学んだのです。
次ぎに繋げるためには、アフターフォローが必要なのです。
アフターフォローは帰宅後、数日以内にご挨拶メールを出すこと。
簡単なことのように感じるかもしれませんが、これが意外に面倒なので、つい後回しにしがちになってしまうのですが。
なるべく、ご挨拶メールを出すと言うことをお勧めします。
中には、お手紙をお送りするという、丁寧な方もいらっしゃいます。
葉書を受取る度に、この人は、出会いを大切にしている方なのだと、感心します。
でも、ここまでしても、次ぎに繋がる出会いは、本当に少ないものです。
せっかくの出会いなのに、その場限りで終わらせてしまうことは、本当に勿体無いことですね。
出会いは、様々な形に変化して行きます。
例えば、恋愛、ビジネス、友情・・・・。
様々な可能性が秘められているからこそ、その出会いを大切にするべきなのです。
私の友人に、まさにセレブと言うべき人がいます。
その方には、年に何回か会うのですが、常に様々な人を引き連れています。
勿論、彼は成功者ですので、人脈があって当然ではあります。
でも、彼の場合、人格者なので、出会った人は皆、彼の虜になってしまいます。
そして、そこに友情が築き上げられてしまうのです。
私は、彼に会う度に、単なるセレブではなく、セレブ美人だと感心します。
セレブと言われる人には、確固たるバックグランドがあるので、人が集まります。
セレブな人と、お友達になりたい。
もし、仲良くなったら、メリットがあるかもしれない。
もし、恋愛関係が築けたら、玉の輿に乗れるかもしれない。
通常、人はその様なイージーな考えを抱きがちです。
でも、その人がとても嫌な人だったとしたら、どうでしょうか?
恐らく、表面的な友人にしかならないでしょう。
人に自慢する程度の友人に留まってしまうのです。
これは、辛らつなことのようですが、事実です。
つまり、単にセレブだけでは、真の友情を築くことは出来ないと言うことになります。
人脈は出来ても、友情には繋がらないのですね。
私の知る限りセレブ美人は、人との出会いをただの人脈ではなく、友情に変える技を持っているように感じます。
その技とは一体どの様なものだと思いますか?
答えは簡単なのですが、気配りや思いやりを持つ人になることなのです。
つまり、セレブ美人は温かな心を持つ、人格者でなくてはならないのですね。
何事に於いても、心は大切です。
心に卑しい物を持って、人と接すると、相手に伝わってしまいます。
ですから、セレブ美人になるためには、心を磨く必要があるということなのです。
例え、どの様な境遇に置かれても、己と言う物を信じている人は、高慢にも卑屈にもなりません。
そして、これこそセレブ美人の基本理念なのです。
セレブ美人になるには、沢山のハードルを超えなくてはなりませんね。
でも、完全に超えた時、真のセレブに相応しい人となります。
頑張りましょう。。。