金魚(息子)の胸から嫌な音がし始めたと思ったら、心臓の手術で留めた胸骨が離れてしまっていた話。
術後、起きているときはずっとギャン泣きで抱っこ地獄になり腕崩壊の危機を迎えた付き添い初日をようやく終えた。
↓前回
付き添い2日目(入院4日目)
ようやく寝付いた金魚だったが、朝の診察で起こされる。
朝の診察でドレーンの排液量を確認。
担当医より話があった。
排液の量が多かったのだ。
排液の質としても検査待ちではあるが、乳びが出ているかもしれないとのこと。
前回の2ヶ月半の入院から考えると、乳びが出やすい体質なのかもしれず、今度も入院が長引く可能性が否めないそうだ。
そこで、付き添いの負担を考慮し、大部屋での預りを提案された。
ちょうどベッドに空きが出たようだった。
前日の一日中抱っこと数時間のみの睡眠のせいか、私がかなり疲れて見えたらしい。
看護師からも大変だったことを聞いていたのかもしれない。
正直、この状態で過ごすのはキツかった。
付き添いを続けるということは1日24時間また絶えず抱っこを続けなくてはならない可能性があるわけだ。
入院中でなければ旦那や実家の母と交代しながらということもできるが、今は誰か1人1時間のみしか交代できない。
コロナ禍の中、面会できるだけでもありがたい状況だ。
腕崩壊寸前で睡眠不足な今のコンディションで、いつ退院になるかも分からないままずっと付き添いを続けるのは心身ともに不安しかなかった。
金魚の方がつらいのに弱い母でごめんよ、と思いながら大部屋預りをお願いした。
もちろん部屋に空きがあれば付き添いは再開できるということだった。
そんなわけで一旦帰宅し、夕方に面会に行った。
ひどかった浮腫もかなり引けて、不機嫌ではあったもののギャン泣きはしなくなっていた。
入院5日目以降
5日目。
ドレーン量が多く、付き添い解除となったものの、翌日にはだいぶ減ったようだった。
機嫌もだいぶ落ち着いてきた様子。
6日目。
排液減ったためクランプテスト。
4日目に検査に出した結果、乳びが出ていたそうな
でも今回は絶食せず水分制限のまま経過観察でよいそう。
よくわからん。
7~10日目。
排液量増えず、ドレーン抜去。
水分制限のため空腹でぐずる時間は多いものの表情なども通常に戻ってきた。
退院の許可が出た。
退院!(入院11日目)
心臓をいじるような手術ではないのでそこまで大事をとらなくてもいいらしい。
落ち着いてきたので退院となった。
付き添い解除になったあたりで長期化を危惧したが、存外早く退院になって良かった。
水分制限の空腹で夜眠れないかもしれないからと次回の検診まで分のトリクロも処方してくれた。
それから、胸骨変形防止プロテクターの案内をされた。
心臓の手術など、開胸した後に胸骨がくっついていく過程で骨が盛り上がってしまうことがよくあり、それを防ぐものだそうだ。
このとき金魚の胸骨はほぼ盛り上がりはなかった。
作成は強制ではないが、お勧めはするとのことで。
このプロテクターについてはまた次回書く。
このような感じで11日間に及んだ5回目の入院が終わったのでした。
最後適当になってしまっているのは記憶と記録がおぼろげだからです