↓前回の続き。



 半年経ってようやく。


6月から手帳取得に向けて動き出したものの、児童相談所の予約は最短でも3ヶ月後だった。
9月に聞き取り+円城寺式発達検査を経て、 動きだしてから半年経った先日、ようやく医学判定に至った。


前回は待ち時間も聞き取りも長かったので、今回も長丁場を覚悟して児相に赴いた。
肝心の息子はお昼寝をし損ない、昼前に10分ほどうとうとしただけだったせいかぐずぐずしていた。
この状態でおとなしく医学判定に応じてくれるだろうか不安しかなかった。





 医学判定?



精神科の医師による診断が行われた。

どんなことをするのか全く分からぬまま予習もせずに臨んだ。(当たり前か)
しかし、金魚は2歳1ヶ月現在でまだ知能検査は判定不能だそうだ。
結局、医師は前回の児相職員による聞き取り(病歴や円城寺式含む)と当日の5分程度の簡単な聞き取りだけで判定を出したようだった。
息子も危惧したように怒ったりはせず診断のときはニコニコしていた。



結果は『知的障害 中度』だそうだ。



住んでいる自治体での療育手帳の区分は最重度、重度、中度、軽度の4つ。


9月の話では軽度の可能性が高い、もしかしたら中度かも(検査がうまく行えないうちは見なしで軽度にすることが多いらしい)と言われていたので、中度だったことに驚きではあった。

本人と他のダウン症児の様子を(ブログなどで拝見するくらいだが)比べると、ダウン症児の中でも発達がゆっくりめなのではないかとは感じていた。
だから納得する部分もあり。




 判定後の手続き



児相の判定が出たので申請書をその場でいただき、翌日に役所に出しに行った。

必要なのは申請書手帳に載る写真だけ。

写真は無背景でなくても抱っこされてても、顔がちゃんと見えてトリミングして1人で映っていればよいとのことだった。
だから改めては撮らず、最近の写真で良さそうなものをコンビニプリントして持参した。
セブンのマルチコピー機だと、証明写真用を選ぶとトリミングまでしてくれて4枚で250円。
画質はけっこう落ちるが便利なのでぜひ。


年末年始を挟むのでだいたい1ヶ月半ほど交付にかかりそうだとのことだった。


届いたら連絡が来て、役所に取りに行くようだ。
できたらまたブログに書く予定。




 その他の制度



今回、金魚は中度の判定が出たため、特別児童扶養手当(特児)の対象にあたるようだ。

実際は申請してみないことには通るかどうかわからないが、児相で判定結果の説明とともに診断書を出してくれた。
こちらは戸籍謄本やらマイナンバーやらもう少し申請は煩雑そうだ。

しかし、申請が通れば2級該当なので月34,970円。
児童手当の2倍以上なのでメリットはかなり大きい。

元々判定が軽度になると思っていたので特児申請は考えていなかったのだが、これはやらねばならぬ。絶対に。


加えて、住んでいる自治体では療育手帳該当でも特児該当でもいずれかが通れば、交通遺児等福祉手当というものを申請できるらしい。
月2,000円がもらえるそうだ。
交通遺児という言い方なので全く該当するとは思っていなかった。


なんでももらえるものはもらいたい!!ニコニコ