【子育てと教育】体罰をしてはいけない理由。 | 壱義流気功 創設者「小池義孝」公式ブログ

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治療家、作家です。異常反応の解体、愛05、固着した悪意の解体、先天的な左右の生命力差の解消など、世界で初の治療法を開発。著書は「ねこ背は治る!」(22万部)を始め、「知るだけで防げるうつの本」、「はじめての気功」など多数。台湾、韓国での翻訳版も。

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 体罰は、苦痛と恐怖によって禁止事項を刷りこもうとする試みです。

 もしも奴隷を大人しく飼いならしたいのであれば、合理的かもしれません。しかし目的が子供の健全な成長にあれば、体罰について再考する必要性があります。


 やってはいけない事の根拠は、そう多くはありません。

・悪い
・醜い
・危険


 の3つです。


 苦痛と恐怖は、思考停止をもたらすリスクがあります。思考停止は、人から合理性を奪います。

 結果として、正しい善悪の判断、美醜の感覚、危険性への評価が、むしろ阻害されます。その歪みが、人格、人間性の根底を侵食します。

 他者への攻撃性、虐待、いじめ、自己評価を徒に傷つける価値観、自虐、過度な積極性(消極性)、反社会性、何かをスイッチにしての衝動的な反応、フェチズム…… など、何に繋がって表面化するか解りません。



 もしも有益な体罰があるとすれば、それは注意を向けさせる効果に限定されます。散漫とした意識を、危険だ! 感じさせて注意を向けさせるのです。ただその効果であれば、怒っている様子だけでも得られます。

 

 





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