異常反応の解体後に見られる、激しい「悲しみ」「怒り」「落ち込み」。 | 壱義流気功 創設者「小池義孝」公式ブログ

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治療家、作家です。異常反応の解体、愛05、固着した悪意の解体、先天的な左右の生命力差の解消など、世界で初の治療法を開発。著書は「ねこ背は治る!」(22万部)を始め、「知るだけで防げるうつの本」、「はじめての気功」など多数。台湾、韓国での翻訳版も。

 小池義孝です。「許し方」は、世界で初めて、許すとは何か? 許せないとは何か? 許すにはどうすれば良いのか? を解き明かしています。普遍的な内容です。

 許し方: 他人を許すには、正確な“知識”が必要です。/小池義孝

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 異常反応が解体されると、心の自然治癒力が健全化されます。溜め込んだ心の毒を無くそうとする時に、いわゆる好転反応が起こります。


※異常反応

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 その毒の量が多ければ多いほど、症状は強くなります。それは一般的には、悲しみ、怒り、落ち込みという形で表れます。


 心の毒とは、嫌だ、辛いといった苦痛そのものです。全ての精神活動は、気を生み出す作業です。気とは波長を持った物質です。心の毒は処理されて無くならない限り、何年でも何十年でも心の中に残り続けます。その辛さを味わったのは過去であっても、心の毒が存在する以上、今の自分の心が苦痛を感じるのです。




 悲しみと怒りは、心の毒を無くす手段です。ですから出てきたこれらの感情は、抑え込まず、素直に出してしまった方が良いです。

 これらは過去、悲しんだもの怒ったものの残りです。毒の処理が終わる前に止めてしまったがために、悲しみの形のまま、怒りの形のまま、心の中に有り続けていたのです。

 異常反応の解体を切っ掛けにして、それらの時間が再び動き出します。


 落ち込みも同様です。落ち込みそのものに毒を無くす作用はありませんが、潜在下で毒の処理は行われています。過去、その心の毒が発生した時に、落ち込んでいたのです。けれども毒から目を背け、毒の処理も止まってしまっていました。

 この場合にも、同様に、ただ落ち込んだままにしておきます。無理に前向きになる必要はありません。


 異常反応の解体後は、いかに心を放っておけるか…… なんですよ。
 
 


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