笑顔
最近、オムツマンがうつむきかげん。
僕が抱っこして、目をあわそうとすると
目をそらす。 下を向く。
必死になってオムツマンに微笑みかけては見るが、
ほんのちょっと、くちびるの両端が持ち上がるものの、
すぐ目をそらす。
『ただいま、オムツマン』
って、会社から帰って、真っ先にオムツマンの顔を見る。
オムツマンも僕の顔をみる。
“この人、誰だっけ?”
って言わんばかりの、きょとんとした目で。
“この人、誰だっけ?ママ”
って言わんばかりに、僕の顔と母ちゃんの顔を交互に見る。
『おはよう、オムツマン』
って、朝起きてオムツマンに挨拶。
“あ、どうも、おはようございます”
って言わんばかりの、他人行儀な目で僕を見つめる。
そういう年頃なのかな。
声を出して笑ってくれてる母ちゃんがうらやましい、今日この頃。
“あっ、なんだ、いつもお風呂に入れてくれるおじちゃんか!”