贅沢
僕は、ブドウを口の中いっぱいにしてから噛むのが好き。
一粒一粒、噛んで飲み込むのではなく。
たくさんのブドウを口の中に溜め込み、一気にたくさんのブドウを噛む。
ブドウの甘みが口いっぱいに広がる。
『なんて贅沢な食べ方なんだ』
と自己満足。
僕は、こんな小さなことで贅沢した気持ちが味わえる。
ええ、貧乏性なんで。
オムツマンはほんの最近まで、おっぱいを飲むのが下手だった。
吸って、吸って、吸って、ゴックン。
吸って、吸って、吸って、ゴックン。
吸って、吸って、吸って、口の中をおっぱいでいっぱいにしてから、
ゴックン。
ゴックンする時に、口の中のおっぱいを全部飲み込むことが出来ず、
次に、“吸って、吸って、吸って”ってしていると
口からあふれてしまう。
あふれていようが、このペースは乱さない。
なんて、贅沢な飲み方なんだ。