電車の中で | カピカピオムツマン

電車の中で

サントリーぶどうこんにゃくが、電車の床に横たわっていた。
飲み終わった、サントリーぶどうこんにゃくが。



15分前、女子高生が、サントリーぶどうこんにゃくを片手に乗り込んできた。
シートに座らず、ドアの前で3人で大きな声で会話していた。
サントリーぶどうこんにゃくを片手に。


そのぶどうこんにゃくが、床に転がっている。
悲しげに。



置き忘れたのではない。
明らかに、そこに置いて行った。
捨てて行った。



この女子高生は、何を見て育ってきたのだろうか?

どこにでもゴミを捨てする親に育てられたのだろうか?
子供が道端にゴミを捨てても、怒らない親に育てられたのだろうか?
決して親だけが原因ではないと思う。
でも、原因の1つではあるに違いない。




子は親を見て育つ。
親は子に見せることで人として成長する。



オムツマンを、この女子高生みたいな子にしてはいけない。

そして、そのゴミを見てみぬ振りをした自分が恥ずかしい。

オムツマンを、落ちてるゴミを何も言わず拾って

ゴミ箱に捨てるような子に育てなければいけない。

まずは、僕がゴミを拾わなければ。






今日、僕はこの女子高生に成長させられた。

ありがとう、女子高生。


ほぼ毎日この女子高生と同じ電車、同じ車両に乗る。
これからも、きっと子育ての勉強をさせてくれることだろう。