ごめんよ、オムツマン | カピカピオムツマン

ごめんよ、オムツマン

『うわっ、くっ』

ごめんよ、オムツマン。
一瞬、のけぞってしまったんだ。
キャンディとつながっていた、大事な大事なへその緒のにおいをかいで。

今日、へその緒がポロってとれた。
アサリの佃煮のようだった。茶色く干からびて。

“へその緒の切る場所によって、出べそになるかどうかが決まる”
 と信じてた。
オムツマンが誕生するまで。
へその緒を、おなかのギリギリの場所で切らないと出べそになると思ってた。

“へその緒って、干からびたヒモのような物”
 と信じてた。
オムツマンが誕生するまで。
桐箱の中には、干からびたヒモみたいなのが入ってると思ってた。