母子保健事業について

 

鉛筆小池質問

今までの各委員からの質疑により決算概要説明書に基づく内容は一定理解
しましたので、予算や人材をどこに重点配分するべきかという視点を念頭に、
私からは事務事業実績測定調書の目標数値と実績数値に基づいて、いくつか質問をさせていただこうと思います。


まず、「母子保健事業」の活動指標である「乳幼児健康相談および個別発達相談の相談件数」について、令和6年度の目標値2,800件に対して実績が2,314件にとどまっています。そこで、この実績の内訳と目標値を下回った理由についてお伺いします。

 

マイクまるっとこどもセンター課長答弁

 相談件数2,314件の内訳としましては、乳幼児健康相談が1,014件、個別発達相談が1,300件となっております。目標値については、令和4年度、令和5年度の実績が2,300件台であったところ、市駅前行政フロアに執務室を移転することにより乳幼児健康相談が大幅に増加すると見込んで設定したものですが、まるっとこどもセンターで実施する乳幼児健康相談は移転後におよそ2倍の件数に増加したものの、生涯学習市民センター等に出張して実施する相談件数は減少傾向にあり、目標値に届かなかったものです。
 

鉛筆小池質問

 目標が未達成である理由については、理解しました。

まるっとこどもセンターが市駅前行政フロアに移転したことにより、

不安や悩みごとを抱える子育て世帯が乳幼児健康相談に足を運びやすく
なっていることは一定評価できます。


一方で、まるっとこどもセンターでの乳幼児健康相談の件数が2倍に
増えているにもかかわらず、全体の相談件数が伸びていません。


市民ニーズが駅前に集中していることが伺えますので、必要なサービスは維持しながらも、限られた人材を効果的に配置できるよう、事業の内容や実施方法を現実に即して見直すべきと考えます。


 次に、同じく「母子保健事業」の活動指標である「助産師、保健師による訪問件数」の実績が7,737件と目標値6,500件を大きく上回っていますが、この実績をどのように捉えているのか伺います。

 

マイクまるっとこどもセンター課長答弁

 「助産師、保健師による訪問件数」については、令和5年度から開始した
出産子育て応援事業により、経済的支援と組み合わせて面談を実施することとなったため、訪問件数が増加し、目標値を上回ったと認識しています。

伴走型相談支援による新生児乳児訪問および乳児家庭全戸訪問について、
生後4か月までに会えていない家庭は里帰りや海外居住等の数件であり、
ほぼ全ての子育て家庭に訪問を実施し、子育てに関する情報提供や
相談対応を行うことができていると捉えています。
さらに、令和6年度からこども家庭センターとして体制を整えたことにより、
支援を必要とする子育て世帯に対し、保健師の支援体制を強化したことも
訪問件数増加の要因のひとつと捉えています。

 

鉛筆小池要望
 伴走型相談支援の開始に伴い、ほぼ全ての子育て世帯に対し早期から
保健師等による訪問対応ができていることは大変意義深いと考えます。
また、訪問件数7,737件は年間の出生数を大きく上回る数字であり、

単なる経済的支援と組み合わせた訪問にとどまらず、次につながる支援に
なっており、本来の事業趣旨がしっかり反映された取り組みになっていることは評価できます。

人口減少が進む中で、行政施策に「選択と集中」が求められています。

その中で枚方市は子育て施策を最重点施策のひとつに掲げている中で

助産師、保健師による訪問は母子の健やかな育ちを支える基盤であり、
決して後退させることなく、今後も継続・充実して取り組んでいただくよう
強く要望します。