孤独・孤立対策について

鉛筆小池質問

 

 社会環境の変化により、人と人との「つながり」が希薄化し、新型コロナウイルス感染拡大の影響等により、一層深刻な社会問題となっていることに加え、今後、単身世帯や単身高齢世帯の増加によりさらに深刻化が懸念されます。孤独・孤立対策について、枚方市として、どのように取り組みを進めるのかお聞かせください。

 


マイク市長答弁

 令和6年4月に施行される孤独・孤立対策推進法の基本理念にも定められているとおり、孤独・孤立の問題は人生のあらゆる段階で何人にも生じ得るものであり、社会全体の課題と捉えることが重要です。こうした認識の下で、全庁が一丸となり横断的に取り組む必要がと考えています。

本格的な取り組みに先立ち、市民の方がスマートフォンなどで、自らお困り事やお悩みを選択することで、自分が受けられる可能性のある支援情報が検索できるシステムを令和6年4月より利用開始できるよう、準備を行っているところです。

 

 

鉛筆小池要望

 孤独・孤立を感じる属性は多岐にわたり、限定的なアプローチは難しいと考えますが、各種施策に孤独・孤立の視点を組み込み、充実強化するべきです。たとえば、こども未来部ではひきこもりや居場所のない中高生への支援として、NPOや民間団体と連携し、相談支援やアウトリーチを拡充しています。このような取り組みを全庁的に推進していただきたいと願います。相談への心理的ハードルを下げるために、気軽に相談しやすい雰囲気を整えることが重要ですので、その点にも留意していただくよう要望いたします。