健康寿命の延伸について

鉛筆小池質問

次に、健康寿命の延伸について

 人生100年時代の安心の基盤は「健康」です。

誰もが健康で長生きすることで、健康寿命の延伸が図られ、結果、生活習慣病関連の医療需要や伸びゆく介護需要の抑制などの効果も得られるのではと考えます。

今回、健康寿命の延伸に向けて、生涯を経時的にとらえた健康づくり(ライフコースアプローチ)を推進していくとされていますが、どのような取り組みとなるのか伺いします。

 

 

マイク市長答弁

次に、「健康寿命の延伸に向けてについて」、お答えします。

「現在の健康状態」は、過去の自身の生活習慣から大きく影響を受けており、また、「現在の生活習慣」は、将来の自身の健康状態や子どもの健康状態に影響を与える可能性があります。

このような観点を踏まえ、「個人の健康づくり」を、一時的な視点ではなく、経時的な視点でアプローチできるよう、行政はもとより、家庭、保育所(園)や学校、また、地域や企業及び医療機関など、健康づくりに取り組む様々な関係機関や関係団体が、より一層の連携を図り、「誰一人取り残さない健康づくり」を展開することで、「すべての市民が、いつもまでも健康でいきいきと過ごすことができるまちの実現」を目指すものです。


 

鉛筆小池要望 

健康は日常の生活習慣によって形成されるため、短期的な取り組みではなく、次世代まで見通した持続的な取り組み、ライフコースアプローチが重要です。

 また、一人ひとりが毎日の生活を無理なく改善できるよう自分の生活を見直すきっかけづくりの啓発とともに、自然に健康になれる環境づくり、例えば、歩きたくなるような街づくりや、意識しなくても、いつの間にか歩いてしまう環境づくりなど、庁内組織を横断した連携に加え、市民や地域、学校や企業など、関係機関を巻き込みながら健康増進施策に係る計画に基づく取り組みを進めていっていただくよう要望します。こういった取り組みで健康寿命がどれだけ延伸できたか、医療費への影響はどの程度なのか、などの効果検証ができる体制も研究機関などと連携して整えて頂くよう要望します。