2020年定例月議会 一般質問の内容です。

 

 

鉛筆小池質問

次に、下水道事業における新たな財源確保策及びPRについてお伺いします。

今回、枚方市で、昭和33年度から進めてきた下水道の汚水整備事業において、汚水概成記念としてマンホールカードが発行されました。各地の特色をデザインしたものとなっており、マンホールカードは、現在、全国500以上の自治体で発行され大変人気となっています。
12月14日土曜日からの配布で、12月17日現在までで1、020枚配布され、市外からの来訪者が多数あると聞いております。
多くの方が市役所まで足を運んで頂ける魅力ある取り組みだと思います。

近年、様々なメディアでも特集されているマンホールの蓋は、”街に出たくなるマンホールの世界“という特集番組や、その放映後、ネット上やSNS上やマンホーラーと呼ばれる人たちが話題になっています。

自治体の名物やPRしたいもの、名産の植物などがデザインされていて、1980年代ごろに下水道のイメージアップや理解を深めてもらおうという目的で、建設省と製造会社で”ご当地マンホール“が出来上がったのだそうです。

「マンホールカード」は、マンホール蓋を下水道事業の㏚を目的に活用したものですが、他市では、使えなくなったマンホール蓋の販売にも取り組まれており、サビや傷があっても購入希望者が多数あるようです。販売状況につきましては、1,000円、3,000円といった定額での販売例やオークションによる2万2千円での落札例があるとお聞きしています。

使用できなくなったマンホール蓋は、本市においては、どのような取り扱いをしているのでしょうか。

また、本市における販売実施に向けた考えをお伺いします。

 

マイク上下水道経営部長答弁

 上下水道局では、経年劣化などから、年間では100個以上のマンホール蓋の取り換えを行っております。取り換え後の使用できなくなったマンホール蓋につきましては、現在、アルミなど他の金属とまとめて、再生資源として売り払いを行っております。

 本市におきましても、新たな財源確保と下水道事業のPRの必要性は認識しており、現在、関西では初めてとなるマンホール蓋を活用した有料広告の募集を行っているところであり、議員ご提案のマンホール蓋の販売につきましても、他市での販売実績などを参考に、実施に向けて検討してまいります。

 

 

鉛筆小池要望

 全国的にマンホール人気が高まっている中、一般の方たちが日々投稿している、マンホールマップなるものもあり、”枚方市で検索すると4件ヒットしました。グーグルマップ上にその場所と写真が登録されています。市の財源確保策として、また事業PR策として、マンホールのカードや有料広告の活用、今後のアイデアとして、レアカード、レアマンホール蓋など取り入れてはどうでしょうか。使用済みマンホールの販売にも是非積極的に取り組んでいただき、新たな財源確保策として要望しておきます。