第82期名人戦七番勝負は 昨日第5局で藤井さんが防衛しました。
 
豊島さんは残念でしたが、まだチャンスはあるかなと思います。
 
 
そんなつお~い!藤井さんに学ぶ本です。
 
 
 
<<帯>> 成功の秘訣はすべて将棋と棋士が教えてくれた!
 
将棋の素人にもわかる大局の読み方
   著者 : 倉山 満
   監修 : 上野裕和六段
   発行 : ビジネス社
   2024/3/11 初版

 

 
”ビジネス書” と謳っていますが、 ”藤井本”のコピペです。
 
飽きさせずに 楽しく読めました。 が・・・
 
最後は 自著の宣伝です。
 
元本を整理して 紹介してくれると助かります。
 
<目次>
はじめに
序章   将棋は実力がすべて
    ~藤井聡太の何が凄いのかの初歩
 藤井八冠が凄いのは、強い相手に勝っているから
第一章  将棋ってどんなゲーム?
 社会で生きていくには、まずルールと評価基準を知ること
 大局観が目的を決める
 将棋と人生の違い
 将棋の結論は「わからない」
第二章  将棋の歴史を知れば藤井聡太の凄さが十倍わかる
 藤井聡太に勝てる棋士は生まれていない?
 ・・・
第三章  将棋の上達とビジネス成功の秘訣は同じ
 学校の意味、勉強の意味
 成功の基準となる価値観
 自分の得意を徹底的に作れ
 形勢判断(暗記、計算、評価)を鍛える
第四章  今すぐ使える将棋の手筋
 戦いを始める前に戦力の計算をせよ
 現実の戦いは、悪手の連続
 相手の読みが正しいとは限らない
 将棋に摩擦はないが、人間界は摩擦だらけ
 負けた時のメンタルコントロールこそが重要
 学びに終わりはない
 ・・・
おわりに
引用棋譜一覧(名人戦・竜王戦等)
 
 
本書では、棋譜以外にもたくさんの引用がされています。
 
著者の読書量、(自称)アマ5段の棋力に感心します。
 
<序章 将棋は実力がすべて>

 

 
『羽生の頭脳』 羽生善治九段(1992~1995年、全十巻)

 

 

 

 

 

 

 

<第一章  将棋ってどんなゲーム?>
『人間における運の研究』渡部昇一・米長邦雄

 

 

<第二章 将棋の歴史を知れば藤井聡太の凄さが十倍わかる>

 

『名人に香車を引いた男』升田幸三

 

 

『大山、中原激闘123番』日本将棋連盟
『弱いのが強いのに勝つ法 勝負の理論』木村義徳八段
『将棋初段への道』原田泰夫、田辺忠幸

 

 

『谷川VS羽生100番勝負』日本将棋連盟
 
<第三章 将棋の上達とビジネス成功の秘訣は同じ>
『泥沼流人生相談』米長邦雄
『終盤逆転将棋 敵の悪手に斬りこめ!』森雞二
『谷川浩司全集』谷川浩司

 

 

『谷川将棋・天才この一手 あなたの天分を試す40問』白井宇一
 
 
「・・・オセロの必勝法が発見・証明されていません」(p193)
 
とのことですが、”オセロは神プレイヤーどうしが対戦した場合には引き分けになるゲームだと判明した(投稿日時: 2023年11月6日)” そうです。

 

 

”将棋AIの世界では角交換の後手は必敗(やねうら王·2023年5月8日)” 
 
技術の進歩は日進月歩です。
 
自分はいまだに書籍主流の生活ですが、世の流れに取り残されないようにしたいですね。