名人戦 立会人は九州出身のお三方!!!
 
序盤は豊島さんの研究手順で進行中!?
 
どこで研究から離れるのか、注目です。
 
 
本書の主人公は、「新宿の殺し屋」と謳われた真剣師・小池重明氏を彷彿とさせる設定です。
 
 
「へェ~ アマが勝ちましたか」
 
「・・一つ質問があるんだけど」
 
「竜王戦の条項にはアマへの賞金支払いの項目なかったよな」
 
「決勝リーグの対局料のこと?」
 
「それもあるが もしアマが竜王にでもなったら6千万円優勝賞金は?」

 
   著者 : 神田たけ志
   原作 : 来賀友志
   協力 : 先崎学
   発行 : 竹書房
   1996/4/27 初版
 
 
本書の初版は、羽生七冠だった168日の間に発売されました。
 
そして協力(棋譜監修?)は先崎さんです。
 
 
<目次>
第1話  仕掛け
第2話  挑発
第3話  真剣の鬼
第4話  宣戦布告
第5話  執念
第6話  誓いの手袋
第7話  届かぬ願い
第8話  初めての完敗
第9話  中国からの挑戦者
第10話 再会
第11話 逆転の読み
第12話 蘇った男
第13話 対局放棄
第14話 自信喪失
第15話 復活
第16話 明日への駒音
 
 
主人公は、真剣師です。
 
将棋にかかるシチュエーションは、強いアマ棋士が竜王に負け、再戦を求めてアマ竜王戦を勝ち抜き、竜王戦本戦6組にアマ枠で参戦、本戦に進出、挑戦者決定戦に勝ち進むまでのお話になっています。
 
主人公を 将棋を覚えたての女子中学生、藍田苺に置き換えた『龍と苺』とほぼ同じです。
 
『龍と苺』では、第15巻で挑戦者決定戦決着まで進みました。
 

 

 
実際の対局料・賞金の ”竜王戦の条項”はどうなっているのでしょう?
 
竜王戦に関しては、読売新聞社から「商品券10万円」が支給されているそうです、が 条項までは未確認です。
 
竜王戦6組優勝および準優勝の場合は、女流プロには賞金が出ると思われます。
 
アマと奨励会員の場合は分かりません。
 
 
 
1日目午後は、藤井さんが時間を使いそうな流れです。