先日帰省した時、祖父母と一緒に
祖父の生まれ故郷へと旅をしてきました。
ここ最近で一番の願いが叶って、本当に嬉しかったです。
30を過ぎた辺りから
色々と感じる事や考える事が微妙に変化してきていて、
自分のルーツを辿りたいという思いも、
そうした中から生まれてきました。
祖父母はずっと隣の家に住んでたから、
僕はけっこうじいちゃん&ばあちゃんっ子でした。
でもこうして「祖父母と自分」という組み合わせで一緒に旅をするのは
初めてかもしれない。
祖父は瀬戸内海に浮かぶ小さな島の出身で、
ちょうど広島と愛媛の県境の、広島側の島なのです。
祖父に島を案内してもらったんですが、
その足取りのなんとしっかりしていること!
さすがミカン農業で長年鍛えてきた足腰。
羨望の眼差しで祖父の後をついて行きました。
「もうだいぶ景色も変わってしもうたね・・・」と
ポツリつぶやく祖父。
祖父の生まれ育った家や、
祖父のさらに祖母が住んでいたという家も教えてもらいました。
もう誰も住んでいなかったけど、
じいちゃん、子供の頃ここの広場で遊んだのかな、とか
ご先祖様と自分の血のつながりとか、
自分の存在理由とか、
色んな事に想いを馳せながら、楽しく旅をさせてもらいました。
じいちゃんばあちゃん、ありがとう。
いつまでもお元気で!