昭和からの贈り物 | コウの「やじうま絵日記」

コウの「やじうま絵日記」

日々の野次馬根性を写真で綴る。



年末年始 心を鬼にして 蔵書を始末する事にしました
とは言っても 推理小説や冒険小説など たいした内容の物はないのですが
その中に お宝を発見しました
とは言っても 奥方からは笑われてしまいましたが

ボクが敬愛する作家の一人 開高健氏の「輝ける闇」という本です
何気なく開くと そこには開高健氏の直筆のサインが有りました
ボクの頭の中には 半世紀以上前に起こった開高健サイン会の映像が蘇ってきました
それは 繁華街にある老舗デパートの入り口でした

開高健氏は 長テーブルの前に腰掛け 悠々とウイスキーをストレートで飲んでいました
もちろんサントリーオールドのダルマ瓶が横に有りました
ボクが 買ったばかりの本を差し出すと まず握手をして
「お名前を書いてください」「釣りはどんな釣りが好きですか」
などと話しかけながらサインをしてくれました
ドキドキしながら そして ドモリながら答えていたのでしょう
のんびりした時代だったのですね

ボクにもワクワクドキドキしていた時代があった事を 思い出しました
このサイン本は 昭和からボクへの贈り物なのでしょう