夏に体重が増える原因

小生は昔から夏の季節になると何故かしら体重が3~4Kg増えてきます。

食べる量は夏でも食欲は落ちず、摂るカロリー数は一年を通して変わりません。

大多数の方が夏の時期食欲が落ちるようで、無理をしてウナギなどのスタミナ食

(高エネルギー食)を食べられると思いますが・・・・

夏場は相当暑く、たくさんのエネルギーを消費するはずで、自分自身は

毎回メチャ痩せると思っていました。しかし、毎回夏太りの結果となり、

なぜこんな不思議な事が起こるのか理解できなかったのですが

最近、目からウロコの報告が・・・・

日本人は季節によって基礎代謝量が変化するようです。

特に夏場が基礎代謝量が冬場に比べて10%ほど下がっています。冬場は寒いので

自分の体温を上げるためにエネルギーを産生するので、基礎代謝量が上がる。それと反対に、夏は暑いのでエネルギーを燃やす(体温を上げる)必要がありません。

そのため基礎代謝が1年で最も低くなり、これにともなって食欲が減って、

活動量も自然に下がります。夏になると「夏バテを防ぐために、しっかり栄養を

と考えるようですが、基礎代謝が下がっているのにカロリーの高いものを

食べたら太るだけです。

 

も一点、疑問だったのは外国人の体温が何故日本人より高いのか

冬でも裸で寝ているし、富士山に登る外国人が何故か軽装?

 

食事誘発性熱産生 / DIT

実は食べ物によって熱産生が異なるようで蛋白質(肉)のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質(炭水化物)のみの場合は約6%、脂質(脂肪)のみの場合は約4%で、通常の食事はこれらの混合なので約10%程度になります。食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生によるものです。欧米人は肉(蛋白質)中心の食事なので、我々日本人に比べて熱産生は高く、体温は1~2℃高い傾向にあり、夏場でも基礎代謝は落ちないようです。