韓国ドラマ『キム・サブ』は既に2部作まで公開され、それらの作品を見届けましたので紹介します。
この作品は、いわゆる緊急医療ドラマとしても十分楽しめる内容です。
大病院で“神の手”を持つ天才外科医と称されながらも突然一線を退き、最新機器も満足にないトルダム病院で外科科長を務める主人公プ・ヨンジュさん。
自らを「浪漫ドクター」と呼び、周囲からは「キム・サブ」と慕われる。
彼は、お金や権力、地位にとらわれることなく、劣悪な環境下でも患者を最優先に考えて最善を尽くす。
また、実力がありながらも問題を抱える若手医師たちを呼び寄せ、自らの力で成長するようにさりげなくサポートをする指導力も兼ね合わせる。
まさに現代の浪漫(ロマン)、理想とする医師であり、上司でもあるキム・サブの生きざまに感動する。
1作目の外科医として登場するのがカン・ドンジュ(ユ・ヨンスク)であり彼の恋人役が『なぜ、オ・スジェなのか』に出演していたユン・ソジョン(ソ・ヒョンジン)さんです。
また2作目の外科フェローとして登場したソ・ウジン(アン・ヒョソプ)さん、彼は『賢い医師生活』に出演していました。
彼の相手のチャ・ウンジェ(イ・ソンギョン)さんは、『ドクタースランプ』に出演していました。
田舎にある大学病院の分院を舞台に、彼のもとで成長していく若手医師たちが織りなす感動のメディカルロマンスドラマ。
そして、コサン大学病院の院長からは政治的圧力を受けるも、それに屈しない気概を持って対応する。
最高視聴率30%近くを記録した、1,2部作共に初回から最終回まで高視聴率をキープしたようです。
2部作も前作から引き継がれたメンバーがほとんどのトルダム病院の主要スタッフ。
次々と運ばれてくる患者に対して、迅速かつ的確に処置を施すチームワーク。
また、彼ら自身にも困難が襲い掛かり、お互いを思いやるがゆえに、本音でぶつかり合う家族のようなアットホーム的な関係が築き上げられる。
2部作目は、キム・サブが成長させる若手医師役にフレッシュな役者も投入され、若い医師たちを見守る先輩役にシン・ドンウクという新メンバーを投入。
キムサブ2から見ても存分に楽しむことができるストーリーに仕上がっています。
このドラマの中でキム・サブが語った言葉が何物にも通じると思い、書き出してみました。
人のせいにしても
世の中は何も変わらない!
勝ちたければ必要な人材になれ
他人のせいにせず自分の実力でな!
自分が変わらなきゃ何も変わらない!
これが医者というものだ
浪漫とはだれもがあると知りながら、
ないと信じ、ないと信じながら
守ってほしいと願う美しい価値
“生きるとは” 毎日、新たな道を歩むこと
自分が望まなくとも
毎日 新たな現実と向き合うこと
正解が見つかるとは限らないが
それでも俺たちが なぜ存在するか
諦めずに考えろ
考えることを諦めた瞬間
大事にしている浪漫もなくなる