<蘇った躍動感・・・>カターレ富山との対戦を振り返る(その1) | yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

山雅各選手たちはボールがないところでの動き出しで、ものすごくエキサイティングに躍動するダイナミックなサッカーを展開してくれた。

 

前線から主体的にボール奪取を繰り返す、そして各選手はゴールへと向かう姿を垣間見ることができた。

 

それがサッカーの醍醐味であり魅力でもあると改めて感じ取った次第。

 

この試合トップには6試合ぶりに故障離脱から復帰した浅川選手が先発メンバーに名前を連ねた。

 

その浅川選手が大仕事をやり遂げてくれたんだ。

 

8分、CKを得た山雅はショートコーナーを選択し、馬渡選手へとボールが渡るとシュート性のクロスを入れる。

 

ファーサイドから走り込んできた浅川選手がダイビングヘッドでボールに触ると、ボールはゴールへと吸い込まれた。

 

そのままリードで終わるかと思われた30分。自陣でのパスミスから速攻を仕掛けられて、いつもの安い失点。

 

後半の6分、GK大内選手のロングフィードに浅川選手が抜け出して、相手GKと1対1の場面を迎える。

 

相手GKが先に触るも、浮いたボールをかっさらってボール奪取すると倒れ込みながら無人のゴールへ流し込んだ。

 

最後までボールを追い続けることによって、相手GKのミスを誘い追加点を奪う事に成功したのだ。

 

これで浅川選手は復帰後の初戦で2得点の活躍でチームを活気つけることができた。

 

昨年山雅の小松蓮選手は19得点を奪ってJ3リーグの得点王となって活躍してくれた。

 

その小松選手は今季、ブラウブリッツ秋田への移籍が決まってしまったのであるが、彼の代わりに奈良クラブからは浅川選手、そしてJ1横浜FCから高井和馬選手が加入してくれた。

 

期待されて加入した高井選手は開幕前のトレーニングマッチで負傷して外側半月板損傷と診断された。

 

全治までは約8か月の大怪我をおって、今季の前半戦は絶望的な状況。

 

そんな中でFW選手として昨年小松選手に次ぐ16得点をマークして期待された浅川選手

 

その彼も、いわてグルージャ戦で前半のうちに負傷離脱して、今節まで5試合は外から不甲斐ないFW陣を眺めるしかなかった。

 

今季の山雅の課題は得点力不足であり、今まで2得点を奪うのが関の山だった。

 

そしてこの試合は浅川選手の得点で早くも2得点を奪い、そして最後には途中出場の佐相選手の見事なミドルシュートで3得点目を奪い、難敵富山を突き放すことに成功した。

 

この日のアルウィンは30度近い猛暑の中、各選手たちは最後まで足を止めずに走り切ってくれた。

 

最後は各選手たち足をつってしまった選手も散見されたのであるが、気持ちのこもった試合内容に感動を届けてもらったよ。

 

連休初戦となるこの試合には、ホームサンアルに1万人を超えるサポーターが集結し熱い試合を観戦することができた。

 

富山からも沢山の応援団が集まり、さながら山雅サポーターと応援合戦を繰り広げた。

 

手に汗握る攻防に、それぞれの選手たちの勝ちたい気持ちが伝わってくる試合内容だった。

(つづく)

得点こそがサッカーの魅力であり、楽しさなんだなーとしみじみ感じた次第。

 

それにしても生まれた得点はセットプレーと速攻、

 

そしてCKのクリアボールから放ったダイレクトボレーによる得点であり、

 

流れからの得点はまたもや影を潜めた。

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