昨シーズンJ3で昇格を争って上位に顔を出したチームは3位カターレ富山、4位FC今治などは今季も山雅と昇格争いを繰り広げるでしょう。
そこで今回は昨年4位となったFC今治に関して調べてみることにしました。
昨年の今治の成績は16勝11分け11敗となっています。
昨年は髙木理己氏が監督に就任したのであるが、シーズン途中で解任されて、暫定的にチームを指揮していた工藤直人氏が新監督に就任することになった。
昨年はドゥドゥ選手、二見宏志選手、伊藤元太選手、セランテス選手そして滝本晴彦選手ら12名が加入した。
また、シーズン途中には土肥航大選手、そして元山雅戦士の阪野豊史選手 、ヴィニシウス・アラウージョ選手がそれぞれ加入した。
今季に入ってJ3でベストイレブンに選ばれたDF照山選手がいわきFCへ、右サイドを担ったMF安藤一哉選手も長野パルセイロへ移籍。
またFW千葉寛選手は清水エスパルスと、MF土肥選手は栃木SCとのレンタル終了となり、それぞれチームを去った。
この4人が退団し戦力はある程度低下したのであるが、攻撃の中心であるMFマルクス・ヴィニシウス選手は残留が決定した。
補強の目玉と言えるのはJFLで19ゴールを挙げて断トツで得点王に輝いたストライカーのFW日野友選手をミネベアミツミFC(旧本田ロック)から獲得。
彼の特徴は、身長には恵まれていないが裏への飛び出しからゴールを奪うことが出来る選手であり、脅威となる。
JFLの得点王はJ3でどこまで通用するか、注目して見守っていこう。
また柏レイソル籍で、昨年大宮に期限付きで移籍して、5得点3アシストを挙げていたアンジェロッティ選手が加入した。
日野友選手以外にもDF西袋選手は浦安から、MF弓場堅選手はHonda FCから獲得するなどJFLで目立った活躍をしている選手を獲得した。
DF西袋選手も2023年のJFLでベスト11に選ばれた。
更には今年に入ってボランチを担うMFトーマス・モスキオン選手(CAコロン)を獲得するなどまだ補強はありそう。
今季は派手な動きは見せなかったので、やや戦力ダウンした、とも言える。
それでもJFLなどから有力選手を獲得しており、
やはり今シーズンも上位に喰い込んでくると思われ、
山雅の強力なライバルとなることは間違いない。