入試問題 | 中村教授の愉快な毎日

中村教授の愉快な毎日

ブログの内容は筆者の個人的な見解であり、明治大学とは無関係です。

入試の季節になると、監督をしながら、この問題が解けるかな、と思う。

20年前は試験監督をしながらも真剣に解いていた。

いつからか、とても解けないことがわかり、監督に専念してしている。

英語、国語は90点は取れるだろうが、数学は0点、世界史、地理は20点ぐらいだろう。

一年間与えられれば、文系数学は80点にできるかも知れない。
 
歴史は一年経っても50点いかないかもしれない。

東大以外の数学の問題は、私の受験当時は、どこかで見たことのあるものだった。

ところが、東大だけは、まったく見当もつかない問題が出るのである。

しかも、4問中3問は、理系と同じ問題だった。

東大の場合、文系も数学で合否が決まるのではないか。

厳しい論理性はあらゆる学問の土台だから、これでよい。

ただ、理屈っぽい文学理論とかは、まったくの見当はずれで、感性は別の問題だ。