向こう側へ行くことについて | 中村教授の愉快な毎日

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ブログの内容は筆者の個人的な見解であり、明治大学とは無関係です。

こちら側と向こう側。

野球やサッカーの観客席から、向こう側、すなわち選手のいるフィールドへ行く(=選手になる)のは至難の業だ。

演奏会、コンサート会場で、観客席からステージの上に行く(=演奏家、歌手になる)のも同じぐらいむずかしい。

その中で、最も向こう側へ行きやすいのは教員である。

大学四年でこちら側(=学生)にいても、教員採用試験に合格すれば、翌年には向こう側(=黒板の前)に行かれるのだから。

もっとも教員は職場のブラックさが明らかなり、成り手がいないらしい(特に小学校)。