『猿飛佐助 柴錬立川文庫(一)』 | 赤と黒

『猿飛佐助 柴錬立川文庫(一)』

 『猿飛佐助 柴錬立川文庫(一)』(柴田錬三郎)

―あらすじ―
 智勇の将として家康に恐れられた真田幸村。彼には猿飛佐助のほか、真田十勇士なる、類まれな部下がいた。大阪城での決戦を前に、徳川軍、豊臣軍、ともにそれぞれの戦いが始まる。


 『真田幸村 柴錬立川文庫(二)』の前編に当たりますが、短編集であるためどちらを先に読んでも問題ありません。生きるためには身内ですら犠牲にし、お家のために母と子が交わることすら辞さない生き様。シバレンらしい、現代の小説家にはない魅力が詰まっています。

猿飛佐助 (文春文庫―柴錬立川文庫)/文藝春秋

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