『楊令伝』 14巻 | 赤と黒

『楊令伝』 14巻

 『楊令伝』(北方謙三) 14巻

―あらすじ―
 梁山泊軍を出奔した「裏切り者」を追う致死軍。青蓮寺の赫元を尋問し、ついに南宋皇太子の出生の秘密を掴んだ楊令。しかし南宋からは水軍が梁山泊を狙っていた。


 ついに次巻でラスト…とは全く思えない盛り上がりです。今巻でも数名の梁山泊メンバーが姿を消しますが、どの人物も見事に「志」を貫いて亡くなっていきました。しかし南宋の皇太子についてはあまり重要とも思えず。15巻で明かされるのでしょうか。

 続編があるとは言え、あと1巻で如何に終結するのか。何とも続きが待ち遠しい。

楊令伝〈14〉星歳の章 (集英社文庫)/集英社

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