『太陽の塔』 | 赤と黒

『太陽の塔』

 『太陽の塔』(森見登美彦)

―あらすじ―
 京都大学5回生の主人公は、かつての恋人である水尾さんを研究・観察していた。そんな中、彼女を追いかけるもう一人の男、遠藤と出会う。遠藤とは犬猿の仲であったが、ある日暴漢に襲われそうになった主人公は遠藤に助けられ、遠藤から水尾さんを追いかける理由を聞かされる。そしてクリスマスが訪れ、四条河原町ではええじゃないか騒動が起こるのであった。


 悶々とした青春小説です。「新潮文庫の100冊」に入っていたので読んでみたのですが、主人公が女性に固執しすぎるように思えて、一歩引いてやや冷めた目で読んでしまいました。そもそも太陽の塔の必要性が分かりません。

太陽の塔 (新潮文庫)/新潮社

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