『もっとよくわかる 世界の三大宗教』 | 赤と黒

『もっとよくわかる 世界の三大宗教』

 『もっとよくわかる 世界の三大宗教』(歴史の謎を探る会)

―あらすじ―
 キリスト教、イスラム教、仏教について、さらなる解説。


 『常識として知っておきたい 日本の三大宗教』と同じく、『常識として知っておきたい 世界の三大宗教』の同シリーズで、三大宗教(とユダヤ教も少し含む)に対して、さらに突っ込んだ内容となっています。とは言ってもあまり難しいことはなく、「仏様が蓮の花を模した台座に座っている理由」や「イスラム教徒がターバンを巻く理由」など、ちょっとした雑学の本みたいな感じなので気軽に読めました。また、このシリーズを読み、イスラム教に対する考え方が変わりました。今まで私の中では、イスラム教と言えばジハード=テロのような、悪いイメージが大きかったのですが、他の宗教に対して寛大であったり、聖地エルサレムを独占することもない、喜捨(寄付の心)を大切にするなど、良い面も多いことに気付きました。儒教もそうでしたが、今まで無関心であった事柄も、知ってみると意外と面白い部分が多く、キリスト教や仏教もさらに知りたくなってきました。他にも簡単そうな本があれば読んでいこうと思います。

もっとよくわかる世界の三大宗教 かなり素朴な疑問・篇 (KAWADE夢文庫)/河出書房新社

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