『細川ガラシャ夫人』(上巻) | 赤と黒

『細川ガラシャ夫人』(上巻)

 『細川ガラシャ夫人』(三浦綾子) 上巻

―あらすじ―
 明智光秀の娘として生まれ、キリスト教徒として信念を貫いた細川ガラシャ。戦乱の時代を生きていくガラシャの姿を上下巻に渡って描く。


 いざ本を開いてみると、早くも数ページ目、父・明智光秀と母・煕子の結婚に関するエピソードで感動して泣きそうになりました。とにかく明智光秀が素晴らしい人物として書かれており、光秀好きとしても嬉しいところです。ただ、後半で、本能寺の変を前にして明智光秀がやや傲慢になってきているのが残念ではあります。

細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (新潮文庫)/新潮社

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