『ボッコちゃん』 | 赤と黒

『ボッコちゃん』

 『ボッコちゃん』(星新一)

―あらすじ―
 バーで働く美人の女性・ボッコちゃんは、実はアンドロイド。お客からのお誘いを上手くかわす看板娘だったが、あるとき思い込みの激しいお客がやってきて…(表題作より)。


 1話あたり約10ページ、短ければ3ページというページ数の中に、時にシュールな、時にホラーな、実に様々で面白い内容が散りばめられています。また、最後の最後で明かされるオチが実に上手く、これ以上ないどんでん返しとなっています。個人的に好きなのは、狂気を感じさせる「暑さ」。


ボッコちゃん (新潮文庫)/新潮社

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