ここ数年5年前買ったスティックPCを使ってきましたが、CPUがAtomZ3735FでRAM2GB、ROMはeMMC32GBで交換できない内臓電池もなくなり最近動きも怪しい。これはそろそろ寿命だなと感じパソコンを買いました。いろいろ悩んだ結果購入したのはミニパソコンのHeroboxPro。これが意外といい。

ノートパソコンもありますがあくまでもサブ機。やっぱり大きな液晶画面とキーボードとマウスを使いたい。
パソコン自作を趣味としてきた私なので当初は自作を検討。CPUはAMDのRyzenでMicroATXのマザーボードでとか考えていたのですが、よくよく考えると以前のように動画編集やPCゲームはほとんどやらなくなっってしまい、今やっているのはWebやYoutube見たりOffice作業程度。
自作をすれば昔から比べたら部品は格段に少なくはなりましたが最低限CPU、RAM、ROM、ケース、電源、OS(Windows)が必要。
最近パソコンで大したことしないのでコンパクトPCもありなんじゃないかとネットを見てみると1万円台から8万円くらいでCPUはAtom、Celeron、Corei、Ryzenといろいろある。あまり金額出すなら自作したいので3万円くらいでないかなと探していました。
そんな中Amazonからタイムセールのメールが来てCHUWIのHeroboxProが通常25000円のところがコミコミでなんと18000円。
18000円といえばWindows10HomeのDSP版と同じ。Windows買う価格でパソコンが買えるとはびっくり。
HeroboxProはRAMは8GB、ROMはSSD256GBと合格ですが心配なのはCPU。CeleronN4500といえば2コア2スレッドでハイパースレッディングなし。心細かったのですがアーキテクチャー見直しをしてシングル性能は上がっている模様。もちろんCoreiと比較すればスペックは低いですが腐っても2021年販売ということで期待。WIFI、Bluetooth、microSDスロット付。さらに追加で2.5インチの拡張スロット付き。RAMは増設不可。早速ポチリました。
注文後2日で到着。箱を開けると本体とACアダプタとモニター裏等への取付金具と簡単な説明書のみでシンプル。
HDMIケーブルを用意して液晶とつなぎ、キーボードとマウスをつなぐだけと超簡単。
スイッチを入れ最初の設定画面が出るまでずいぶん待ったので心配しましたが何とか設定終了。
2回目以降は起動も問題なし。GoogleとフリーのOpenOfficeをインストールして使っていますがとっても快適。動画再生もスムーズ。内臓ファンの音も控えめで気にならず。
電力使用量を測るとだいたい10W前後。
動画編集やゲームをしたい方にはお勧めできませんが、ネットや動画、WordやExel程度の作業なら全く問題なし。この構成を考えたら通常価格でもお得だと思います。


※初期設定ではキーボードが日本設定となっていないので注意。
 キーボードの設定は「設定」>「時刻と言語」>「言語」画面の「優先する言語」にある「日本語」をクリックし、続けて「オプション」をクリック。
「言語のオプション:日本語」画面にある「ハードウェアキーボードレイアウト」が英語キーボードになっているので「レイアウトを変更する」ボタンをクリックして設定が必要です。


前面:電源ボタン、microSD、USB3.0×2、USBtypeC

裏面:HDMI、Dサブ、LAN、USB2.0×2、イヤホンジャック、DCIN