「あんたばかじゃない」
そうでしたね、桃ちゃんあなたもクールな方でしたね。
当たり前だと思う。
ああやってクラスに乗り込んだ女は私が初めてだと思うから
「なんでいきなりクラスに乗り込むのよ」
ため息をつきながら桃ちゃんがこちらを見た
「・・・・」
「・・・・」
「話せない?」
「・・・・」
話してもいいのかな、と迷った
相手が桃ちゃんだから大丈夫!と思うんだけど・・・
だけどもし、桃ちゃんが・・・
私みたいに条件付きで理来くんと付き合ってるって言うなら
私は絶対に怒る。攻める。理来くんを。
だから私とは同じ立場だから
迷った。
そう思うと口を開けなかった
「・・・今は、言えない」
「・・・・」
桃ちゃんは席を立とうとすると、
「やまちゃんの説教早く聞きに行ったら?」
桃ちゃんが笑いながら、さっきの事に触れないで
言った。
「小春、泣きたいときは泣いていいからね?」
何のことは分からないはずなのに
私の様子をうかがって言ってくれてるんだと思う
桃ちゃん、優しすぎるよ・・・
「うん・・・ありがとう」
まだ、まだがんばれる
これくらいで泣くほど私の心は弱くない