彼女の条件その1 | 苺milk   ホンワカブログ

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いつものことがたくさん書いてあるんだょ?知ってた?

1つ  用事が無ければ話さないこと。




2つ  校外では他人であること。




3つ  契約期間は3ヶ月。




それが私とあいつのルール。




第1話



簡単に言うなら一目惚れ。


いたって普通な私が、男女かまわず


人気のあるあいつに出会ったのは高校二年の時。


同じクラスになったのにも関わらず、交わした会話は


『ごめん』と『ありがとう』のの二言。


どちあも大して意味のない会話。




市原 崚行。




どの角度から見ても綺麗なその男はほとんど笑ったことがない。


微笑みを向けられた女子は目がハートになって倒れるらしい。



ただ


その男は


恐ろしいほど


冷たい男。



「小春、おっはよー!」


「おはよー」


「また、アレ見てるの?」


「うーん…」


「引退してまで練習って大変だよね。」


「うーん」


「ねぇ、小春、今日の課題やってきた?」


「…」


「あ、崚行くん」


「え!?どこ??」


勢いよく『立ち上がれば


「うっそー」


意地悪な笑みを浮かべて私を冷やかす桃。


「桃ちゃーん…」


「話を聞いてないあんたが悪い」


そう言って私の手元から課題をとってさっさと移し始めた。





あんなに願ったのにあいつとは同じクラスになれなかった。


しかも崚行くんは頭のいい特進クラス。


私のクラスから遙かに遠い。


「……」


こうやって見つめて登校してくる崚行くんを見つめている女子は


何人いるのだろうか


考えただけでも胸が痛くなる。


「はぁ…」


「告白しちゃえば?」


「無理!」


「即答だね」


「当たり前」


「でもさ、もうすぐ卒業じゃん?」


そう、残すところ後3ヶ月で私たちは卒業する。


崚行くんは進路も決まってるからもう会うことはないだろう。


このままただ想ったまま終わってしまうんだろうと想うとそれは淋しいもので。







その日は突然やってきた