Sオジさんは、なんとなく?不動明王に似てる人ですww
ゴッツイ顔のゴッツイ体付きの人です^^
当時、Sオジさんは、五十路半場でした。
娘を産んですぐ産後の肥立ちが悪く・・・
奥さんは、20年前に亡くなっていました。
Sオジさん『ワシには、嫁の呪詛がかかっとるけん。
女とは、H出来へんのじゃ~
ほなけん?H出来んけん、女がつかん。
娘は、もうすぐ嫁に行くし・・・
Hは、もうどうでもええけど・・・
このまま独りぼっちで年取って行く思うたら、
なんやら寂しいやら辛いやらでなぁ・・・
こんなワシでも一緒に、おってくれる女・・・
おらんかなぁ・・・』
どんな呪詛がかかってるんだろ?・・・
当時私は、20代前半。どんなんだろ?気になりました。
気になったけど、誰に聞いていいかも解らないww
気にはかけていたけど・・・三十路に入ってすぐの頃でした。
陰陽師をしている男友達が出来て、
さっそく質問してみました。
陰陽師『確かにあるよ?・・・それは、タタナクナル呪詛だ。』
(恋 ̄д ̄;)え?そんなんってあるん?でした^^;
仕方を聞いてビックリでした^^;
決まった日があるそうで・・・決まった時間もあるそうで・・・
それに、男の陰毛や爪とか必要で・・・
それと男のモノの形を精密に粘土などで作り上げ・・・
こうして・・・ああして・・・そうして、
ある場所で、ある儀式をして、埋めるそうな^^;
そうしたら・・・女と出来なくなるそうな^^;;
私『その呪詛って?解く方法あるん?』
陰陽師『あるけど?女が、それを埋めた場所が解かればな?』
私は、さっそくSオジさんに、埋めた場所とか?
解るかな?と、聞いてみました。
Sオジさん『解るよ・・・』
私『呪詛解く方法あるんやけど?してみる?』
Sオジさん『おぉお!やってみるわ!!!』
と、Sオジさんに、呪詛を解く方法を教えました。
それから数日後でした。
Sオジさん『すごいぞ!朝なぁ?元気になってたわ!
けどな?ワシ、もう女いらんわ・・・
そのな?掘り起こしたとこに、
嫁が願い事書いてるのがあってなぁ・・・
それ読んだら、ワシは一生独りでええよぉなった。』
亡くなった奥さんの残した願い事は、
Sオジさんが、再婚して・・・
新しい嫁が来た時に、自分が生んだ子供が、
虐められたり、粗末に扱われたら嫌なのと・・・
同じお墓に、愛するSオジさんを共有するような女は、いらん・・・
あの世では、Sオジさんと二人で、
極楽鳥のように、仲睦まじく、あの世で暮らしたい。
というような事が、書かれていたそうです。
Sオジさんは、今70を過ぎています^^
まだまだ元気で大工をしています。
娘夫婦と孫二人と、一緒に暮らしています。
Sオジさん『最後の終の伴侶が欲しかったけどな?
ワシには、可愛い孫も娘もおる♪
これ以上の贅沢は、他にはない。
男としても自信も取り戻せたしな♪
嫁の気持ちを思えば、これでええ♪』
Sオジさんの奥さん。どんなに・・・愛していたんだろうか。
命が少ないと感じて、死に際に・・・
最大の力を出して、命かけて呪詛をかけて亡くなった。
思いの深さと執念・・・凄いと思いました。
で・・・こんな呪詛は、封印ですwww