なんとなく好きで、
その時は好きだとも言わなかった人のほうが、
いつまでもなつかしいのね。
忘れられないのね。
別れたあとってそうらしいわ。
by 川端康成 『雪国』
何も言葉にせず、
もしかしたら始まりも終わりもあいまいなまま。
そんな答えのなかった恋は
心の底に澱のように
たまってしまうのかもしれません。
わかりやすい恋よりも
ずっと忘れられないものなのかもしれません。
でも、こういう人
誰の心の中にもひとりくらいいるような。
いつまでも
なつかしくて
忘れられない恋。
あなたにも。
私にも。
明日も一日Happyに過ごせますように