「私は何を間違っていたの?」
「君は間違っていない。」と男が言いました。
「俺が間違っていたのだ」
by 森見登美彦 『百物語』
恋の終わりには
あの時ああすればよかった、とか
自分のここがいけなかった、とか
後悔がつきものだけど、
そういうことで自分が納得できるんだったら
本当はそれがいい。
「俺が間違っていた」
なんて聞きたくなかった。
そんなこと知りたくなかった。
どうせ終わる恋なら
そんな残酷な終わり方はしたくなかった。
小説の1シーンが
今日はぐさりと胸に刺さりました。
明日もあなたらしく一日過ごせますように